両手いっぱいに仕事を持つ…よりも,片手は休息で満たす方がよい。
マンハッタンのソーホー地区を歩いている時だった。古いロフトのビルの、二階を見上げると声がした。
「いやぁ~今日は忙しかった。ふー、やっと休めるよ。」
その後ろ姿は、あー、あの著名な ミッキーさん!
どうやら仕事が終わったようで、着ぐるみを脱いで くつろいでいた。
ホントは色白だったんだ、などど考えていると、あの言葉が頭に浮かんだ。ボクら日本人には馴染みのない本だけど、当代きってのベストセラー、バイブルの中の一節。
両手いっぱいに仕事を持つのは風を追うようなことだ。それよりも,片手は休息で満たす方がよい。 (伝道の書 4章6節)
意味深い言葉は、心をしゃきっとさせてくれる。迷子にならないように助けてくれる。アメリカンというより、エスプレッソのように、香ばしい。
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