【考察】「喜びを表現する」と「富の循環」が生まれる 〜 相手の主体性・利他性を引き出す表現力 〜
島根旅行で、表現遊びのプロ集団の公演に触れてきた。
また、家族ぐるみで、知人の家にお泊まりをして、人の優しさ・おもてなしの気持ちに触れた。
そんな体験を通して、感じたことについて、今日は書きます。
「心で味わう」→「表現する」の効用
心で味わえる感性を持ちながら、
日々自分を生きること。
感じたことを素直に表現できること。
それは、自分だけではなく、
関わる誰かも幸せにするし、
相手の利他性を引き出すトリガーにも
なりうるのだということ。
表現遊びにて
「アフタフ・バーバン」という表現遊びのプロ集団の公演を体験してみて、
子どもたちを物語の世界に引き込むのが、とっても上手。五感を使って、同じ空間で共鳴していく中で、気がついたら物語の中に入ってた感覚。
その世界の中では、大人も子どももフラットで、"正しさ"ではなく"面白さ"のモノサシで、みんなが主体的に考えて、意見を持ち寄る。
大人が全力で物語の世界に入りきって、とっても楽しそうにしている。その表現を見て、子どもたちは呼応する。非言語で感じとるコミュニケーションによって。
知人のおうちでのおもてなしに触れて
3泊4日の旅行のうち1日だけ、どうしても宿が取れなくて、大学時代の先輩のおうちに、お泊まりさせていただくことになった。
そのとき、泊めていただくおウチの奥さんが、神対応すぎて…✨
★
島根旅行の2日目は台風。
何日も前から「なにかやりたいこと、気になることがあったら、いつでも連絡くださいね。」と言ってくださっていた。
で、実際に泊めさせていただいて、子どもたちも、年齢が近いこともあり意気投合。
出雲大社を回り終わるまで、近くで送迎用に待機してくださったり、最後は高速バス乗り場までお見送りにきてくださった✨
関係が深まった要因はなんだ?
そうやって、ガッツリご縁が深まった理由・要因・分岐点みたいなものを、自分なりに考えてみました。
もちろん、「奥さんが、ただただ神だった」というのもありますが、
結局は、非言語の部分であり、「感性+表現力」なのかなと。
おもてなしは味わって受け取る。その上で、素直に表現する。
たぶん1つ1つのおもてなしに対して、
「そんな…悪いですよ。自分たちで、どうにかします。」とか、
「相手に迷惑をかけてしまうから」という遠慮があったら、
ここまで関係が深まらなかったと思う。
★
そして、ご配慮くださった1つ1つを
味わって、受け取って、表現する。
そのことが、なにより大切なのだと思った。
「ありがたいことだね。」
「美味しいね。嬉しいね。幸せだね。」
フィードバックをもらえることで、
相手も嬉しくなる。
そこに、富の循環が生まれる。
そして、関係が深まる。
さいごに
島根旅行は、私たち家族にとって、とても楽しい思い出になりました。
質の高い極上の体験は、何度も思い出して、幸せを味わうに限ります。
帰路でも「あんなことあったね。こんなことあったね。」と、話が尽きませんでした。
やっぱり「量より質」だし、
結局は、その体験を様々な角度から味わえる「心」だなぁ。
ではまた!
しゅんたろう