UAE(子宮動脈塞栓術)受けました No.4 (終)
術後3ヶ月(以上)経ちました
あ、3ヶ月マークで書かなきゃ!と思ったら4ヶ月経ってました(笑
医師からは3ヶ月位までは効果はわからないよ、と言われていたのですが、やっぱり経験から言われた3ヶ月というのは大切なマーカーだったんだな、と思います。
<体調>
今まで経験していた、いつも鈍痛があった下腹部、下手すれば右下腹がいつも激痛で鎮痛剤が手放せない。。これはもう盲腸なのか?!と思うような日々を長いこと過ごしていましたが、ふと気がつくと、下腹部って痛くなくていいのね?!と、ものすごくアタリマエのことに気づきました。
それくらい長いこと、いつ下腹部が不快だったり痛みがあったりという状態になるのかわからない生活を送っていました。高校2年のときは、あまりの痛みに気が遠くなることも(あれはストレス要因だと思います。このとき婦人科デビューしたんですが、何も見つからず)。それでも、痛みがないときだってきっと長いことあったんでしょうが、『生理=痛い、長い、不順。下腹部=しくしく、重い、痛い。』という方程式が頭の中でできてしまう長い時間だったことは確かです。
それなので、これからは下腹部が張るから、痛いから、と言って、旅行中のハイキングとか断れないな(苦笑)と思うほどには回復しました!
No.3.5で書きました高血圧ですが、ピルを辞めた直後はまだ続いていためちゃくちゃ高い血圧ですが、1ヶ月位経った頃から、高いけど、驚くほどじゃない、くらいまでは落ちてきました。そう思うとピルを飲む前くらいのレベルには戻ってきました。でも、まだまだ高いので、これはUAEには関係なく、私の健康問題だなーと自覚しています。
<薬、出血と生理>
術後2回めの生理くらいから普通の生理になった感じがあり(まだちょっと長かったけど、終わった!)、生理が終わるって素晴らしい!!!漏れるか心配せず、立ち上がるたびにナプキンを変えなきゃ、とか、歩けないほどの量が出たり、びっくりするほどの塊が出る心配を一切しなくていいって素晴らしい!!!と思うくらいの変化があり、当たり前って素晴らしい、と感じています(笑
それでも生理中に痛みが酷くて鎮痛剤は飲んだりしますが、以前のように飲んでも効かない!ということはありませんでした。冷えないようにする、下腹部を温める、といったことで乗り越えられることが多々。生理が始まった直後くらいから、鎮痛剤は飲ませてもらえず、もう殺してくれ~~!と思いながらこたつの中でのたうち回っていたアノ時(遠い目)には、一生経験しないような普通の生理。。素晴らしい。。(苦笑
<今悩んでいる方へ>
私の子宮筋腫歴が何年かって言われると、本当にわからないのですが、初めて筋腫があると言われたのはたぶん10年前後だと思います。それでも、大した悪さをしなければ、様子を見て、という感じです。それは術前ですら、様子見でもいいんだよ、という感じでした。確かに貧血はないし、便秘だったり、下腹部膨張だったり、ということはなかったですが、Quality of Lifeは素晴らしかった、とは言えません。(このQuality of Lifeという言葉は、アメリカでは良く言われる言葉で、『生きる質(そのままやんけ)』というのか、生活の質、とでも言いましょうか。まずベースは生きる。そして生きやすくする。そしてより良く生きる。その、『より良く生きるための質』の部分が、痛くたって生きてるじゃん?不便だけど生きてるじゃん?ではなく、生きているけど、あれができない、これで苦しんでいる、という部分の話になります。)そして、このQuality of Lifeを考えたときの答えには、本人がどう感じているかがとても大切になります。これも当たり前ですよね。
そう思った時、今のあなたが、何を苦しんでいるのか、何が納得行かないのか、でも、○○よりまし、△△までにはなってない、という言葉に半ば納得して、まー様子を見るか、という決断になることもあると思います。
子宮全摘しかない、と思っていたときは、ある意味崖から飛び降りるかどうするか、という決断をしている気分で、飛び降りないなら、この低レベルのQuality of Lifeでも納得しなくちゃいけない、と思いながら数年過ごしていました。
そして今、UAEという手術を知り、こうやって受けて数ヶ月経ち、本当によかったなと思っています。
様子見だろうが、UAEだろうが、超音波だろうが、筋腫摘出だろうが、全摘だろうが、世の中の筋腫に苦しんでいるすべての女性が、いつか、普通の女性の体、生理ってこんなもんだったんだ!とポジティブな気持ちで、再生(Re-live)できるようになりますように!
読んでいただきありがとうございました!