好きな人の妊娠報告を一番にきいた話【第1章】
わたしは法律上女性である。
性格、中身ほとんど女性だ
``ほとんど``というのは、理由が2つあって
持病で子供を授かるのが難しいから。
もうひとつは``彼女``に恋をしたからだろう。
彼女と出会ったのは、都内にあるガールズバーだ。
そのころ、20歳になったばかりで、定職にもつかずウロウロしていた。
貯金が底をつき、家賃が払えずあわてて探してたどり着いたのがガールズバーだった。
キャバクラはこわいし、バーならと思い扉をあけた。
私と同じく、面接に来ているのだろうか、もうひとり