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ピンホールマーケティングは結果がダイレクトで、責任もダイレクト。


ピンホールマーケティング とは
1 、大手がやらない分野で
2、属人的に営業をかけられる経験・知識を総動員して、
3、 小さく、だけど、尖った戦略で売り込むこと。

ピンホールマーケティングの経験を記します。
スーパーマーケットの季節イベントで「焼きたてピザ・時間指定の予約販売」で成功したことがあります。
宅配ピザの焼きたてはありますが、スーパーマーケットまでお客様に取りに来てもらうサービスはあまり見かけませんね。


1、店内で作るピザを、お渡しの時間に合わせてアツアツに焼き上げるスタイル
店内焼きたてのピザは生地を伸ばすところからトッピング、焼くところまで人手をかけてて、それだけで価値がありますが、効率重視のスーパーマーケットは来客時間に合わせることなくどんどん焼き上げていくことが多いです。
なので、あえて予約時間に焼きたてでお渡しするのは最大の魅力になります。
2、宣伝、営業をかけるとき、まずはスーパーで働く従業員に向けて。
スーパーマーケットは、パート、アルバイトを含めて80人近く働いています。彼らに買ってもらうのが第一歩でしょう。もともと企業の方針で職員割引特典はないので、商品の良さと営業する人の魅力で売り込みます。
無理強いはしないけど、毎日さらりと宣伝する。「ピザいかがですか」「申し込みお待ちしてます」と地道に地道に声を掛ける。
スーパーで働いて、仕事の帰りにピザを買って帰ると言う方が多いんです。まずは身近な人から声を掛けましょう、
もちろん、来店されるお客様にも宣伝します。お得意様の客の方が申し込んでくださいましたね。
3、ピザ予約販売は、ピザ部門主導の企画でした。
焼きたてピザ・時間指定の予約販売」はピザの生産工程をよく理解しているピザ担当が企画しました。商品のおすすめポイント、味、生産工程を熟知している担当者だから営業をかけることができます。想定外のお客様からの要望もどこまで受けられるかをその場で判断できるのです。

この「焼きたてピザ・時間指定の予約販売」は、営業結果がダイレクトにでます。すぐに結果がでます。
責任の所在は「営業したかしないか」だけです。営業的マニュアルや難しい技術もあまり関係ありません。担当者が「営業したかしないか」。「声を掛けたか掛けないか」。「行動したかしないか」。責任の所在が分かりやすいのです。

このシンプルな作戦の面白さが伝わると、営業が楽しくなるのです~。




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