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クロスオーバー戦略でブルーオーシャンを作り出す。
木下斉さんのVoicy ジブン株式会社ビジネススクール9月【弱者の戦略で勝つ】chapter5はクロスオーバー戦略の解説でした。
このchapterで課題図書になっている『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』(東洋経済新報社2013年)を自分なりに紹介します。
弱者はブルーオーシャンを見つけ出して、そこに注力することで生き残っていくシェアを広げて行くという戦略はよく見かけます。が、ブルーオーシャンてどこにあるの?どうやってみつけるの?となりますよね。
ブルーオーシャンの探し方(何なら自ら作って行く)方法を分かりやすく紹介しているのが、藤原和博著『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』です。
「自分の持ついくつかの能力・技術を掛け合わせて1%の人、レアな人になっていく」ということです。個々の能力・技術は100人の1人程度のレベルの高さは必要です。それらの能力・技術を3つ以上掛け合わせて1%のレアな人になるのです。
そのために1万時間を費やす必要があります。というか、1万時間本気で費やせたら100人に1人程度の能力・技術は身につきます。(英語でも、パソコンでも営業でもプレゼンでも)1万時間とは、仕事でいうと毎日8時間費やして約6~7年です。仕事で関わるか、本気の趣味で関わるか、必要に迫られて関われば何でも6~7年で身につけられるでしょう。
著書では、本人の価値観(サラリーマンタイプ、独立タイプ)と経済的価値観で4つのタイプに分けて紹介しています。各タイプに必要な能力・技術、その獲得の方法を紹介しています。
1、社長タイプ
2、自営業タイプ
3、公務員タイプ
4、研究者タイプ
自分に合ったタイプを読むだけでも、自分の現在地、これから注力すべきことが整理されます。
課題図書『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』と合わせて、藤原和博著『不透明な未来を生き延びるための人生戦略 100万に1人の存在になる方法』(ダイヤモンド社2019年)を合わせて読むと、さらに理解が深まります。
100万に1人の人として活躍している10人がどのようにして希少性を獲得したかをワクワク感いっぱいに紹介しています。この本を読むと分かるのですが、初めから能力が人と異なって突き抜けて高かったわけでもなく、順調に成功してきたわけでもないことです。また、1番目の能力・技術を獲得するのは普通に就職した会社だったり、10年前後在籍してから次の舞台へ移っています。初めは学校を卒業して、(深く考えず)就職して、与えられた仕事して~~という人生からでもレアな人になれるということです。ただし、能力・技術が身につくなかで、違和感を感じたり、身体の不調を感じた中からそれを変えたり、改善したいというアンテナを高くもって次のステップに進んでいます。
この人生戦略は早いうちに意識して取り組んだ方が成功しやすいです。30歳までに1番目の能力・技術、30代半ばに2番目、40代半ばに3番目とつなげられると良いように思います。(アラフィフの私からみてそう思います。失敗してもやり直す時間があるので)
私の職歴を振り返ると新卒入社以来1つの会社に勤めていますが、30代半ばまでに1番目の販売技術を身につけ、40代半ばまでで2番目のバイヤーを学び、(2番目の先を自分でも描けず、会社も人材開発計画がなく)だらだらとその後を過ごしてきました。3番目を探すぞ!と意識しながら30~40代を過ごしていたら違っていたかもしれません。
ですが、このまま終わるつもりもなく、今は3番目の能力・技術を身につけるつもりです。
販売×バイヤー×○○。今は必要に迫られて、IT技術を身につけるべく奮闘しています。
それでは!