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5話~9話まで【コードギアス】

話が動いています

今更ながら見始めたコードギアス、毎回面白いです。
コーネリアとの戦いを経て、組織の強さを実感したルルーシュ。
その反省から、黒の騎士団が結成されました。
このままブリタニア軍相手にクーデターを仕掛けていくのかと思いきや、そんな感じでもないらしい。
強者が弱者を虐げる、その社会を否定することで、そうしたあり方を是とする皇帝シャルルとブリタニアに反逆していくみたいです。
時期が近いダークヒーローものには、デスノートとかガンダム00なんかがありましたね。
そんな方針に対して、ルルーシュとスザクの考えはやはり真っ向から対立する模様。
スザクの言い分は正しいんでしょうけど、現実的に考えて無理だろう、という部分も多く…。
かといって、ルルーシュのやり方は短い目で見れば効果的でも、それを良しとする社会はやはり危うい気がします。
内部と外部で協力することができれば変化のスピードは早まりそうですが…その場合は外部側が完全に悪役ですね。
ガンダム00では、ソレスタルビーイングが世界の敵となることで世界の結束を促し、結果的には内部と外部の両側から変革を進められた感じでしたが…どうなる黒の騎士団、どうなるブリタニア。

そして印象的だったのは、カレンの掘り下げ回となる第9話。
過去に戻った気分になれる違法薬物リフレイン。
それを含めた様々な過去に縋る母親を否定するカレンでしたが、彼女もまた母親を過去のものとして切り捨てることは出来ず…。
最終的には、過去から現在までずっと自分を想ってくれていた母の本心を知り、涙と笑顔で締めくくられます。
リフレインによる偽りの笑顔を浮かべる人々を見つめ、「嘘の涙は他人を傷つける、嘘の笑顔は自分を傷つける」と語るC.C.でしたが…本心からのそれらはどうなるのでしょう。

親とか家族愛が絡む話には弱いんですよね…NARUTOの九尾封印の件なんかも涙腺が…。
2話で殺されてしまったクロヴィスも、優しい絵画を描く人物だったことが判明し、その中にはルルーシュ兄妹とマリアンヌを描いたものもありました。
だから元々の関係はそんなに悪くなかったのかもなぁ…とか想像するとなんともやるせない。
こうなると、もはや誰をどう応援しながら見たものか、なんとも難しくなってきました。
次回は紅蓮出撃回っぽいので、一旦メカアクションに集中してお茶を濁したいと思います。

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