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障害があって、きれいな字や線が書けない息子。そのためテストではバツばかりですが、そもそも採点が細かすぎませんか。

小学校の息子の宿題や、テストを見ていて思うことなんですが。

採点が細かすぎませんか?
ということです。

我が家の息子は、生まれつき足が動かないので、歩くことができません。

で、足が動かない子供が、学校のイスに座るとどうなるかなんですが。
足で体を支えることができないので、バランスをとるために上半身がふらつきます。

先生によると、椅子に座っている時は、常に上半身がふらふらと揺れているらしくて。

私も参観日のときに見たんですが、本当に、息子だけ常に揺れているんですよね。

まあ、そんな状態でとか字とか書くので、字が汚いのは置いといて。
漢字のトメ、ハネができないです。

なにしろ、椅子に座っている時は、体を支えるのに必死なので、細かい作業が出来ないんですよね。

なので、漢字テストでは、トメ、ハネの細かいところができてなくて、バツばっかりのテストを持って帰ってました。

でも、漢字自体は間違えていないので、私としてはそれでいいんじゃないかなと思うんですけど。

息子が通っている小学校では、トメ、ハネの細かいところまで出来ないと合格にはならないので、「息子くんは漢字が苦手ですね」となっています。

あとは、定規を使って直線や図形を描くのが苦手です。

定規を使って直角三角形を書きなさい、というようなテストでは、丸をもらえたことがなくて。
減点とかバツをもらっていました。

これも、漢字と一緒で、ほぼ出来ているんだけど、細かいところができないんですよね。

というのも、定規と鉛筆を持ってしまうと、両手がふさがれるので、体を支えられないんですよね。

他の子供なら、足で体を支えられるのですが。
息子は足が動かないので、手で体を支えながら、さらに定規で線を引かなければならないので、どうしてもふらつきます。

で、定規で線を引く途中にふらつくと、直線がズレたり、やや斜めになったりして、きれいな直線は引けないんですよね。

ということで、定規で線を引くテストでは、丸をもらえたことがありません。

でも、ちょっと線がズレてるけど、ほぼ出来ているんだから丸でもいいのでは、と思うのですが。

通っている小学校では、ダメです、と指導されるんですよね。

本当に採点が細かいなあ、と思います。


こんなに採点が細かすぎると、体が自由に動かせない息子にとっては不利なことが多いので。

先生からのダメ出しが多くて、勉強が嫌いになったりしないかな、大丈夫かな、と心配になります。

大人になれば、漢字のトメ、ハネが出来ていなくても書ければオッケーですし、定規で引いた直線がキレイじゃなくても、気にしないですよね。

漢字も直線も、完璧に書きたいのだったらパソコンでやればいいだけです。

というわけで、漢字のトメ、ハネは気にしなくていいよ。
定規で線を引くのはあきらめよう、と息子に言っています。

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