
障害児育児/2歳までに乗り継いだベビーカー、3台。酸素ボンベも乗せるので、軽量型ベビーカーは失敗でした。
我が家の息子は、脊髄髄膜瘤(二分脊椎)で生まれたので、生まれてから一度も歩けず、いまは車椅子で生活しています。
で、息子が2歳頃に車椅子に乗り換えるまで、3台のベビーカーを乗り継ぎました。
結論として、息子+酸素ボンベ+荷物を乗せるためには、軽量ベビーカーが失敗で、がっしりした重みのあるベビーカーが成功でした。
歩けない身体障害児の息子は、
2歳ごろまでは、車椅子ではなくて、あえてベビーカーで生活していました。
というのも、ベビーカーの方が、車に積みやすいから。
車椅子だと、10キロ超で、簡単にたためないので、車に乗せるのも一苦労なんですよね。
あとは、ベビーカーには、かごがついているので、
酸素ボンベとか、吐いたときの着替えとか、とにかく荷物の多い障害児にとっては、車椅子よりベビーカーのほうが便利でした。
で、使っていたベビーカーなんですが、
6,7年前のことなので、今とは違うと思うんですが。
最初は、定番(?)コンビの軽量ベビーカーを買いました。
ですが、これだと、軽量さが仇になって、息子には合わなかったんです。
なにしろ、息子+酸素ボンベ1本を乗せると20キロ。
一方、コンビの軽量ベビーカーは、15キロまでしか乗せられない。
そのため、使い続けるうちに、バキッ、バキッ、と壊れそうな音がして、「いつか壊れそう〜」と不安でした。
なので、次は、軽量なものはやめて、重たい海外メーカーのベビーカーにしました。
当時は、マクラーレンが流行っていたので、マクラーレンのベビーカーを購入。
マクラーレンのベビーカーは、25キロまで乗せることができたので、
息子+酸素ボンベ+買い物の荷物を乗せてもオッケーでした。
ただ、ベビーカー本体が重いんです。
8キロくらいあったので、車に乗せるときには、「よっこらしょ」というかんじでした。
次に、グレコのベビーカーも買いました。
これは、新幹線で通院しなくちゃいけなかったときに、
荷物がたくさん載せられるから、という理由で店頭でふら〜っと買いました。
遠出用に酸素ボンベ2本を持ち運びたかったんですよね。
酸素ボンベ2本が、かごに入るのは、たまたま入った店の店頭では、グレコのベビーカーだけでした。
で、グレコのベビーカーは、遠出の通院用にと買ったんですが、
かごの容量が大きいっていうのと、たたみやすかったりと、とても使い勝手がよかったので、結局は、このベビーカーばかりを使ってました。
グレコベビーカーの、最大体重は15キロまでだったんですが、
息子と酸素ボンベ2本をかごに乗せて25キロくらいあったと思うんですが、ふつーに動かせました。(なぜ?)
というわけで、寝たきりの身体障害児である息子が、車椅子に乗り換えるまで、3台のベビーカーを買いました。
結論として、酸素ボンベや荷物の多い、息子のような身体障害児には、軽量型ベビーカーは失敗で、がっしりした重みのあるタイプのベビーカーが合ってました。
それにしても、息子が2歳になり、顔立ちが赤ちゃんでなくなったときに、ベビーカーに乗ってると、通りががりのおばさまたちから、
「えっ(この親は、なぜ子供を歩かせないの)!?」という顔をされますね…
(追伸)
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