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自問自答ファッション講座から1年間の振り返りと自問自答ファッション教室を受けての今後1年間について
タイトルが長い。
私はあまり頻繁にnoteを書かないので、気が向いた時にまとめて書いてしまいたいという気持ち。
【自問自答ファッション講座】
2021年8月~2022年8月 振り返り
そもそもの受講理由
①それまでは、すべて自分の「好き」に従って買い物をしていた。
あまりファッションや世の中の流行に興味がなく、「好き」と感じる範囲が狭かった為か、その選び方で全く不自由していなかった。
(あまり深く考えて買って・着ていたわけではないが、ひどくおかしい組み合わせではなかったとは思う。)
それが同時期にたくさんの服に傷みが出て立て続けに処分し、間に合わせで適当な服を増やしてしまったこと・年齢的に同じような服を着て良いのか分からなくなり、益々服を選べなくなった。(自信がなくなった。)
②そうこうしている間に結婚・引っ越しイベントが発生することとなった。
夫と私には年齢差があるので(夫>私)、もう少し落ち着いた服を着るべきか?でも見ていてもわくわくしないな?わくわくしない服を着るべきなの?ともやついた。
③ヒントを得るべく雑誌等媒体で様々な服を見ると様々な「NGファッション」「マストバイ」「これを持っていないなんて!」等の煽り文におどかされ、すっかり「流行」が怖くなった。
以前は純粋に好きなお洋服を見つけることが嬉しくて、装うことを楽しんでいたはずなのに。
当時の気持ちを取り戻したいと思った。
結果(受講直後)
気持ちの面:
①受講された方の多くがご経験済でしょう、「好きな色だけ着ればOK!」「着たくない服は着なくてOK!」とお言葉をかけて頂いて、心が楽になった。
な~んだ、単純なことだった!余計なことを考えずに自分がいいと思ったものを着ればいいんだ。
(その「好き」が分からなくなっていたのではあるが、自分が選ぶ服は自分以外の何かに脅かされていいものではないということがはっきりしただけで雲が晴れたような心地だった。)
②この年、自分にとって最も大切な居場所から離れたり、自分の思うように自分を動かせない環境にあったり、他人の機嫌にアンテナを張る必要があったり、情緒がなかなかのてんやわんや具合だった。人生において最も大きな変化のある時だった。
あきやさんに話を聞いていただくうちに「私は私だ!」「誰かに『私』を決められてたまるか!」「もっと『自分が着たい服』を着たい!」という強い気持ちが自分の中に眠っていることに気付き、どんどん湧き出てきた。
事前自習中にもうっすら表れてはいたが、聞いていただいて俯瞰する・聞き出していただくことで更に明確になったので、やっぱりあきやさんとお話できてよかった。
③自分の好みは比較的「きれいめ」に分類されるのに、どうして世の中で「きれいめ」とされる服が好きだと思えないのか分かった。=自分にとって「生物学的女性」性を求められていると感じる服だったから。
(当時、自分が生物学的女性であることに最も嫌気を感じている時期だったのと、=「きれいめ」と感じやすい状況にあった。)
洋服の面:
①着る色は「青」「赤」「黒」「白」
②スーツ/カジュアル系/ナチュラル系 は着なくていい
③基本のワンピース1枚/鮮やかカラー1セット/職人技もりもり1セット の完成を目指そう
④ご提案いただいた「5~10年後に目指すスタイル」は自分には大人すぎる気がする…とても好きだけど…ここまで行きつけるのだろうかと少しの不安。じゃあどんな姿を目指したい?突き詰めるべし。
⑤それに無理に洋服を着なくても、困ったら着物を着たらよくない?
受講後に取り組んだこと
①自分の手持ち服が、いただいた制服案のどれに当てはまるか考える
②自分がどんな服が好きなのか(色、素材、形 等)、どんな服を好まないのか、長期間着る服は・すぐ着なくなる・手放す服はどんなものか調べる
③試着をたくさんする、できればすぐ買わない
④試着・手持ち服どちらも、着た服の写真を撮り振り返りを行う
⑤着ない服は潔く手放す
⑥妄想クローゼット
結果(1年後)
気持ちの面:
①今にして思えば、「好き」が分からなくなっていたのは、受講前までの心理状況・職場環境等も大きく影響していた。
(職場の空気・先輩の機嫌を常に感じ取らなければならなかった、常に過剰に気が張っていた、自分を最優先できる生活ではなかった)
そこから自分を離し、心を解凍する作業が必要だった。
自分の素直な「好き」を突き詰める作業は、心を解凍することを手伝ってくれた。
②今の自分を赦して受け入れられるようになった。
③正露丸100%の状態の自分(心、服)が分かったので、糖衣をまとっても大丈夫だろうと思えるようになった。
洋服の面:
①(洋服じゃないけど)「平日に着物を着てもいいんじゃん!」ということで着物をもりもり着た。いける日は平日も着た(在宅勤務中)。着付けが格段に上達&スピードアップしたし、鏡を見なくても着られるようになった。やはりある程度練習しないと上達はしない。なんでもそう。
②着物が好きなのは変わらないけれど、私、洋服も好きなんだな!いろんなすてきな洋服であふれていることに気付いた。流行も以前より恐くなくなった。
③気の進まない服を「バリエーションを増やさなければ」と無理に着ようとしなくていいのだと前向きに諦められた。
④着る色を一度「黒・白・青・赤」に絞ったことで、「この色持っていないから買った方がいいかな」等「好き」以外を優先する理由で選んで結局着なくて後悔することがなくなり、ようやく1年経つ頃には他の色の活かしどころが見えてきて色選びが楽しくなってきた。
⑤具体的に洋服のOKポイント⇔NGポイントが分かるようになってきた。
アイテムの絶対優先ポイントが分かるようになってきた。夏は絶対に「快適」を優先する。
・トップ:洗濯機で洗えるか?テロテロ&ピンシャキすぎない素材か?程よいボリューム感があるか?
(受講直後:クルーネックしか勝たん→1年後:あえてデコルテを出してガリガリを活かすスタイルもありでは。)
・ボトム:ウエストが緩くないか?痩せ時と満腹時に対応できるか(バックがゴムだと安心)?ハイウエストか?
・ワンピース:ウエスト的にワンピースが最も楽 アイロン不要なら嬉しいけれど、手をかけたい!と思えるものに出会えたらより嬉しい 今のところは綿100%が正義 あと脹脛の見え方
・靴:ときめくかどうか(まじでこれしかない)
・鞄:青×シルバー金具のもの以外は探していない、欲を言えばショルダーストラップ着脱可能式
・アクセサリー:涙が出てくるほど興奮するかどうか
【自問自答ファッション教室】2022年8月~2023年8月(予定)
受講理由
自問自答講座を受けて自分なりに試行錯誤を繰り返し、1年間経過した。
昨年時点では目指したい姿もおぼろげだったのが、だんだん「ここに行き着きたい」が分かるようになってきた。
しかし、どれだけ気に入っている服を毎日のように着ていても、新たな素敵な服を見つけると着てみたくなってしまう→ず~っと同じ1セットを着続けることができない。
クローゼットは完成に向かっているとは思うものの、どれも好きなのでとても3セットには絞れない。
自問自答ガールズの一員を名乗る者として、これでいいのだろうか…?
結果(受講直後)
私は洋服を制服化したい・枚数を減らしたいわけではないことが明確になった。枚数を減らして制服化したいというより、色々な服を前向きに楽しみたい。
これって自問自答ガールズとしてはちょっとどうなの?と思わなくもないが、あきやさんが笑って肯定してくださったので自信を持って邁進(爆走)していきたい。
これから取り組むこと
①教室直前に取り組んだ30日チャレンジを続行する(毎日のほどよいストレッチ、マッサージ、軽い運動)
②「なりたい姿」「憧れる人」の発信を積極的に取り込んでいく
③3年手帳でファッション日記をつける(続く自信はないが頑張る)
④これからの1年は新しい服を買わず、研究の年とする(除・傷みの出ている数枚の買替)
⑤引き続き着物をもりもり着る
⑥香りをまとうことにも挑戦したい…せっかくお気に入りがあるのに忘れるから
⑦ワークショップに行ったり、手芸材料を探したり、自分の手で作品を作る コンセプトに沿った行動をする
まとめ
ファッションの自問自答=人生の自問自答
これ以上枚数を増やすことこそしないけれど、少なくともしばらくの間、私は洋服を意図して減らすことはしないと思う。
今持っている服もどれも気に入っているし、他にも色々なジャンルに挑戦したいと思うようになった。
(例:これまで避けてきたワイドパンツ、Tシャツ、多色使い)
「やらなければ…」の気持ちから取り組むとろくなことにならないのに、「やってみよう!」から取り組むと、やっていることは同じなのに展開が全く異なる。不思議なことに楽しい。これも嬉しい発見。
他のことにも通じる、自分の気持ち次第でこんなにも現在・そして未来を変えることができる。面白いことだ。
何でも前向きに挑戦してみよう。
目下の目標は、「気付いたらショッパー片手に退店していた」を無くすこと。