継続するには継続しないこと
「継続は力なり」
よく耳にする言葉ではないでしょうか。
私は今まで、継続できなかったことの方が多いです。
目標を設定し、目標を達成するために、1日ごとにやることを決めます。それを毎日継続します。
1日にやることが決まっているので、一つでもできなかったら継続できなかったという結果になります。そして、またゼロから継続しようとし始めます。
私はこのやり方では継続することができませんでした。
何らかの理由や原因で、今日はできないと判断してしまうことが多くあったからです。物理的にできない日でも、完璧を目指していましたから、その日は✖️になります。
1日のやる量を減らしてみたり、人に今日やることを伝えたり、目標を何度も見直したり、継続していくため多くの方法を試しました。
それでも私の場合は、継続することができなくなる日が必ずきます。凹んで、また継続して、凹んでの繰り返しです。
継続しようとしているのに、逆に弱い自分へどんどん成長していきました。
人より何十倍も弱い私は、大きく改善する必要がありました。
そして、自分に打ち勝つ方法を見つけました。
行き着いた先は、継続しないこと。
継続するために、継続しないということです。
全く意味がわかりませんよね。
私にとって継続するということは、目標を達成するためだけではありません。
弱い自分に打ち勝つためでもあります。
何かを継続しようとしている時に必ず弱い自分がでてきます。
その弱い自分に対して、
「勝率を少しずつ上げていく」
ということです。
1日ずつ勝負にこだわるようにしていきました。
最初の頃は、戦わずに負ける日もありました。
ボクサーがリングに上がらずに負けを認めるようなものです。
この作業を続けていくと、少しずつ勝率が上がっていきました。
「今日は勝つことができた」「今日も勝つことができた」このように少しずつ積み重なっていきました。
この作業を続けていくことで、勝負することが習慣化され、継続することが自然とできるようになっていきました。
継続するためには、継続しないことが、継続することに、繋がったお話でした。
私のように弱い人間は、こうやってやるしかありませんでした。
弱い自分名前をつけると毎日が楽しくなりますよ。
ちなみに私の弱い自分への名前は、「光光」です。読み方は「グアングアン」です。
これからも戦いは続いていきます。
フィン