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[債権って何?]〜ローリターンだけどローリスクな投資〜 29

おはようございます。

最近、個人的に株式投資に興味があって勉強を始めました。投資をしている知り合いには、手始めにCOVID-19のワクチンを開発している医薬品メーカーに投資しろと言われていますが、上下動がこんなにも激しいものなのかと驚いています。

あとはTwitterでは”じっちゃま”というたまに暴言を吐くけど、丁寧に解説をしてくる方のツイートを見て勉強させていただいております。
早く証券会社の登録が完了してほしいものです。

さて、今回はローリスクで始められる債権投資についてお話をしていきます。

①年利を理解する

まず始めに、債権投資をする上で必要な年利を理解しましょう。大きく分けて2種類存在します。
単利・・・投資額に対して年率でお金が増える
複利・・・投資で増えたものに対しても年率分のお金が増える

例)投資額1000万円 年利3%
「単利の場合」
5年後:1150万円 10年後1300万円 15年後:1450万円
⇒投資した1000万円に対して毎年3%ずつお金が増える。年間30万円ずつ増加。
「複利の場合」
5年後:1159万円 10年後1344万円 15年後:1558万円
⇒投資で増えた金額に対して毎年3%ずつお金が増える。

・72の法則
投資したお金が2倍になるまでの期間が分かる。
72÷年利=投資期間(年数)
今回の場合⇒72÷3=24年


②債権とは

債権=お金を貸すこと

1、発行元(国・自治体・企業)が投資家に債権を発行

2、投資家は発行元にお金を貸す

・償還日=満期になってお金が戻ってくる日
利子を払ってもらい、それが利益になる


③債権と定期預金の違い

・債権
”価格変動あり”
”金利変動なし”
”元本保証なし”

定期預金=解約 債権=売却

「価格変動あり」
市場で売買されているため、債権を売却する際は相場の変動が発生する
「金利変動なし」
定期預金は銀行の金利施策で変動してしまう。一方債権は金利が変わらない。
※経過利子・・・途中で売却した場合でも、その分の利子はもらえる
「元本保証なし」
破綻や倒産した場合⇒定期預金ペイオフあり 債権ペイオフなし

・銀行破綻と国の破綻はどちらが早い??
国よりも銀行が先に潰れる。国債の売却よりも銀行から先にお金を引き落とす方が先だから。
国債保有割合:日銀58% 銀行23% 生損保等10% その他9%
そのため定期預金より国債の方がリスクは少ない

・個人向け国債と銀行預金の金利
個人向け国債:0.05% 銀行預金:0.01%
ほとんど変わらないが、国債の方が金利は高い。


④債権の種類と価格設定

・債権の種類
国債・地方債・事業債(社債)

・利子の種類
年利・半利・月利
(半年ごとにもらえることを半利と呼ぶのかな?)

・利子の受け取り方
利付債・・・投資額に対しての利子を定期的にもらって償還日に投資額も戻ってくる
割引債・・・投資額に対して償還日に一気に増えたお金と投資額が戻ってくる

・債権価格
新発債(新品)⇒発行価格 発行元で価格を決められる
既発債(中古)⇒時価価格 中古になると時価になる(市場が決める)

※金利が低い企業=経営の安定性が高い
金利を低く設定してもみんなが買ってくる。そしてデフォルトにもなりにくい。

・債権銘柄の選び方
2つのポイント「リスク」「期間」
リスクと金利の相関性・・・利息が高くなればリスクも高まる
期間と金利の相関性・・・期間が長くなればリスクも高まる

・トヨタが社債を発行する理由
1、アベノミクスの偽インフレ 2、金融引き締めへの転換
経営の先行きが不透明で不安。日銀が毎年6兆円株を買ってくれるから、金利が安いうちにお金を集めたいと思っている。

トヨタの社債:2015年:0円 2016年:600億円 2017年:1000億円

・外国債権国債(リスク分散にオススメ)
100万円投資 10年間 年利2%
2万円×10年間=120万円

為替によってドルが変動するから、ドルが安くなっても年利がもらえる。もしドルが上がればその分のお金ももらえる。


まとめ

・債権は比較的リスクが低い
・債権には新発債と既発債が存在する
・利益獲得は様々な手法がある(利付債・割引債)
・資産リスクの分散のためにも外国債も重要

今回は以上です。

債権は投資の中でもローリスクで、一気にお金を増やすというよりは、タンス預金をやめて、少しだけ貯蓄を増やす意図であればやるべきですね。僕は個人向け国債か外国債をやってみようかなと思いました。(もうちょっと勉強します。笑)

手元にお金が必要になった場合は、途中で売却もできるので、その点は定期預金よりも柔軟性が高いはずです。まあ定期預金も様々な期間を選べますが。

今日も良い天気ですね。もう一つアウトプットしましょうかね。

次回:[投資運用のプロに任せてはいけない!?]  〜投資信託の裏側とは〜30

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