高校最後の駅伝、区間賞おめでとう!!
誰よりも走るのが好き同士
私の現役時代も同様で、とにかく走るのが好きな時期。どうすればもっと速く走れるのか、そればかりを考えていた時期です。今も毎日を大切にすること、速くなりたいという気持ちはありますが、生徒さんたちはとにかくそれが一大事。青春時代ですから。そのような中で、時間を作って練習会に参加してくれています。熱血指導、しないわけないですよね。
特徴的な体型は特徴的な走り方が必要
確かに走るのが好き、バネもある、心肺能力も優れている。飛び出しのスピードは目を見張るものがあり、もしかしたら日の丸も、そんな期待もしてしまうような走りをしていました。しかし故障。
幼少期から、少し傾向はありましたが、中学、さらには高校生ともなると、体つきは成人化してきます。もはや一般論は通用せず、「体型別」の走り方の出番です。
柔らかくもバネのある筋肉です。力づくで走ってきましたが、限界もあります。パフォーマンスの頭打ちはもちろん、やはり怪我に繋がってしまいます。それは、単純な補強やストレッチなどでは対応することはできないレヴェルです。いくら補強やストレッチをしても、「走り方」が間違えていると、どうにもなりません。特徴的な体型(骨格)には、それ相応の走り方が出来るように、一緒に頑張りました。
作戦も抜かりなく
結果至上主義、勝てば官軍、という意味ではなく、勝ちたいと思う「気持ちがあるからこそ」何か活路を見出すことができるのではないでしょうか。そして、今回はレースプランの二人作戦会議も開きました。距離はもちろん、コースレイアウトから自分の特性、さらにはライヴァル選手の実力やタイプまで、幅広く考慮した上で、おおまかにABCの3つのプランを立てて本番に臨むことができました。
チーム練習会の行なっている目と鼻の先で開催されるということ、練習会の時間に行われるということも相まって、練習会そっちのけで、本人の希望は聞かずにみなさんは応援に駆けつけてしまいました。
結果は予定通り。理想的な作戦通りのレース展開。勝負どころできっちりと頑張り、見事なまでに綺麗にしてカッコ良い1区区間賞をぶっちぎりで襷リレーしてくれました!
「応援の声が聞こえて力になりました。本当に先生とみなさんのおかげです。応援ありがとうございました!」ということです。本当に良い子ですね。
最後までお読み下さり、ありがとうございました!