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2ヶ月以上続く膝の激痛、どうしたら良いの?

骨格はリセットされていますか?

みなさん、何かしら良かれと思って練習やトレーニングをされているかと思います。しかし残念ながら、この世には誰にもお勧めできないトレーニングも存在します。まじめに頑張るほど、早く身体を壊してしまうという…。今回も、素人目にも見て分かるほどに、痛い左膝だけ「X脚」。もちろん、インソールを挿れても、サポーターを巻いても、走るのを辞めてもどうにかなるものでもないので、きちんと「骨格リセットストレッチ」でX脚を正常化させたいところです。
今回は重症例で、セルフストレッチだけでは難しいので、プロフェッショナルストレッチを試して頂きました。

※ランナーさんに限らず、身体をケアするためのストレッチとして「骨格リセットストレッチ」が本当にお勧めです。青春出版社からストレッチバイブルとして出版させて頂きました。

シューズ選び、タイプで選んでいますか?

足を入れた時にフィットしているのがベストシューズ、とも思われがちですが、実はそうとも限りません。マラソンを走ること、さらに怪我をしないためには、シューズは一番重要なギア。しかし、崩れた骨格に合わせたシューズで、さらに悪化させていることも…。そんなシューズ選びビギナーのみなさんには、タイムによって選ぶ方法だけではなく、自分の「走法」によって「シューズのタイプ」を選ぶことをお勧めしています。

走り方には、大きく「ツイスト走法」「ピストン走法」「スイング走法」の3種類があります。シューズにも、「ストレート」「スライス」「フック」の3種類があります。走法に適合したシューズ選び、ぜひ試してみてくださいね。

今回は「スライス」から「フック」に変更してみました。

※しっかり詳しく知りたい方は、ぜひ書籍「ランニングシューズの選び方」STUDIO TAC CREATIVEもご参照ください。

ランニングフォームは合っている?

私がランニング障害を研究したところ、走り方は「体型(骨格の比率)」によって分ける方が好ましいことが判明しました。走り方は大きく3種類、「ツイスト走法」「ピストン走法」「スイング走法」になります。

ただ今回は、痛みを引き起こしている崩れた骨格を正しい位置に持っていく必要があります。普通の矯正などでは難しいのかもしれません。「フェンシング」や「お尻拭き」というプログラムを合体させた複雑な動きとなってしまいました。しかし、久しぶりに走ることができて、走れる喜びを再度噛み締めることができたそうです。

ぜひみなさんも、自分の骨格に合った「走り方」や「シューズ選び」を覚えて、痛みがないことはもちろん、さらにレヴェルアップした走りをお楽しみください!

※体型による走り方、もっと詳しく知りたい方は、書籍「ランニングの科学」池田書店も、ぜひお手に取ってご確認くださいね。

ちゃんと原因と解決方法が見えると、心から安心できるかと思います。
それではみなさんも、再び全力で走れますように!
最後までお読み下さり、ありがとうございました!

鈴木清和
体型別ランニングフォームの第一人者
ACAF認定アスレチックトレーナー
骨格ランニング®提唱者
3軸理論®提唱者
Kinetic Chain Control®提唱者
箱根駅伝出走を志し大学進学もスランプと怪我により満足に走れず引退。一度は一般企業に就職するも、周囲にトレーナーへの道を嘱望され転身。治療院や整形外科、総合病院、スポーツ医科学センターなどでランニング障害(スポーツ障害)について研究し、数年後「ランニング障害の本当の原因」を解明。以降、プロトレーナーとして活動開始。ランニング以外にもサッカー、野球、ゴルフ、登山、モトクロス、バレーボール、バスケットボール、トライアスロン、MTB、サーフィン、総合格闘技、スタント、バレエ、弓道、エアロビクス、サルサ、アルペンスキー、アメフトなど、幅広い種目のみなさんをサポート。

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