ファンよりも大切な存在
長いこと発信活動をやっていると、自分のあらゆる一面を出すことになる。
もちろんそれは、良いところだけじゃなく、ときには自分のダメな部分も、足りてない部分も出していく。
でもぼくは、それってとっても大切なことだと思っている。そうやって自分の言葉にして出していくことで、自分とちゃんと向き合うことができる。弱い部分と向き合うことで、また新たな自分の一面に気づくこともできるのです。
それで、そういった自分のダメな部分を出すのって、とっても勇気がいることです。人が離れていってしまうかもしれない。マイナスな印象を与えてしまうかもしれない。だから躊躇してしまう部分って、ぼくも未だにあるんですよね。
そんな中、そういったぼくの発信を見て、連絡をくれる人がいます。自分なりの感想や、その人から見てぼくがどう映っているのかフィードバックをくれたりする。
先日も以前に関わらせていただいたクライアントさんから、メッセージをいただきました。
とっても嬉しかったですね。その方が感じるぼくの印象や、何を得られて、どんな魅力があるのかを、わざわざ長文のメッセージでぼくに送ってくれました。
この仕事を続けていると、こういった自分が弱さを見せたときにでも、離れず、応援してくれたり、支えてくれたりする人が現れる。
ぼくは起業した当初、ずっとお客さんと出会うことだけを考えていました。それから徐々にファンを増やすことを考えるようになりました。でも今は、ファンからそのさらに先の関係、うまく表現できていませんが、どんなときでも支え合える関係、応援し合える関係の人の存在の大きさを感じるようになり、そんな人をひとりでもつくることを心がけて活動するようになりました。
そして、そういう人に対して必要なのは、すごい自分を発信するのではなく、ありのまま、本音をさらす自分であることだと考えています。自分の弱さも愛してくれる、そんな存在にお互いがなるために。