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【独学力】自分の力で生きていく。自分で学び、成長していく力。


これまで約9年以上、発信を続けてきて、じつはこのテーマを扱うのは、今回が初。

なんとなくの直感が降りてきて「独学力」について書きたいと思ってしまったのだから、仕方がない。

文章は自分との対話。
自分に問いを投げかけながら、たくさん対話しながら、今日は「独学力」について書いていきます。

今ではアウトプットが凄いとか、話しているといろんなものが引き出されるなんて、言っていただくことも増えてきたけど、
ぼくが一番自分の能力の中で優れているものを、1つだけ挙げるのだとしたら、迷わずこの「独学力」と答えると思う。


そもそも「独学力」って何?


前提知識として、ここの定義もハッキリしておきたい。
ぼくが言う「独学力」というのは、自分で見て体験して考えて、自分にとって重要だと思う本質的な要素だけを取り出し、自分のものとして学び取ってしまう能力のこと。

つまり、この世界のありとあらゆるものから、自分にとっての「宝」を抽出して、学びに変える力なのです。


この「独学力」があると何がいいの?


一言で、コストをかけずに自分を成長させる能力とも言えるので、コスパがハンパないところではないでしょうか。

だって、多くの人が学びや自己投資に、何十万、何百万ってかけているのにも関わらず、この独学力があれば、その学びにかかる費用の分を、自分の活動とか体験に充てられるわけですから、とってもメリットは大きいと思いますね。


「独学力」って必要なの?


あなたも少なからず、何かについて、自分で調べたり、考えたり、学んだりと、独学をしていることってないでしょうか?

ぼくなんかは、コーチングスキルがまさにそうで、これは完全なる独学。
もはや自分ではコーチングを学んだわけじゃないし、自分のやっていることがコーチングとさえ思っていない。

もちろん、コンサルティングの方法も、カウンセリングの方法も同様に学んだことがない。
もっと言えば、ビジネスのことに関しても、専門的に学んだり、起業塾や起業スクールなどに入ったこともない。

これもすべて独学で磨いてきたと言えます。

だからぼくの活動を見て「そんなのコーチングじゃない」「それはビジネスとはちがう」と言われたって、仕方がないと思っています。

だって学んでないんだから、違うも何も、知らないんだよ。


ただ、そういった理論など学ぶことを一切やってきていませんが、ぼくは今、セッション形式の対話サービスを、個人のお客さんと長期間の取引をして、対話だけで生計を立てられています。

今年で自分のビジネスをはじめてから、10年目となり、その間に他のビジネスをやったり、他に副収入的なものや、バイト経験なども全くありません。

いわゆる、コーチング"的な"セッション形式の対話のみで、妻と2人、豊かに暮らしています。
ついでにこれまで一度も、クライアントさんが0人になったこともありません。

すべては今日お伝えしている「独学力」があったから以外、他に理由がありません。


「独学力」の磨き方


ではそろそろ、本題に入っていきます。

ズバリ磨き方の方法です。

それは「実験マインドを持つこと」と言うのが結論。これに尽きます。

今日の冒頭に「直感的に降りてきた」なんて書きましたが、白状します。
昨日、この独学力がなぜ自分にはあるのかという答えが見つかったので、無性に言語化したくなったんです。

もう一度結論を言うと「実験マインド」を持つことができれば、誰にだって、独学力は身につけられます。

たとえば、最近あった事例でお伝えすると、4日前から、夫婦2人で2週間行う、デンマーク式ダイエットに取り組んでいます。

毎日、朝から晩まで、何を食べるのかが決まっていて、それが今まで好きなものを食べていたぼくたちにとっては、結構キツイ食事内容なんです。

妻は「ムリだ〜食べたい〜」と弱音を吐きながら、それでも、ぼくの厳しい眼差しがあるので、何とか頑張れているのですが、
そもそもぼく自身も、そのダイエット方法には初挑戦なんですが、4日目にしてもうすでに、慣れはじめて、あまり苦痛には感じず、むしろ自分の身体がどう変わっていくのか、ワクワクしながら取り組んでいます。

ぼくにとっては、ダイエットもビジネスもコーチングもこうした発信することも、すべての本質は変わらないんですよね。

だけど、そのことについて、ましてや感覚的にやっていた「独学」については、言語化できていなかったので、なぜ自分一人でできるようになるのかを説明できなかったんですが、

昨日妻と、ご飯を一つひとつ噛み締めて味わいながら食べているときに、ふと質問しました。
「なんで俺は、こういうダイエットとかでも、最後までやり切る意志が固かったり、ある程度自分のものにするスピードが早いんやろね?」と。

すると妻が一言、
「だってなんか見てて思うけど、楽しそうやもんね。あなたにとってはこれも実験なんじゃない?」

そう言われてハッと気づいたんですよ。

「あ、たしかにビジネスもすべて、実験だと思って楽しんでるわ」って。

妻からすると、食事を今までとは違って、ダイエットのための食生活に変えたりするのは苦痛であって、できることなら、好きなものを今食べたいという葛藤が、常に頭の中にあるようなんですが、ぼくは全くそういった葛藤がなくなるんですよね。

もちろん食べることが好きだし、美味しいものを好きなだけ食べたい気持ちは、いつだってあるんですが、それ以上に、この食生活を2週間やり切ったら、どんな変化が待っているんだろう?

どんな身体の変化が現れるんだろう?と、そのことを考えると、ワクワクが止まらなくて、目の前の食べたい欲求とか、ダイエットの苦痛さとか、全く気にならなくなるのです。


そういえば、コーチングもそう。

これすると、どうなるんだろう?
ここのタイミングで質問すると、どんな効果があるんだろう?
この距離感で関わるのと、もう少し近い距離感で関わるんだったら、どっちがより深い気づきにつながるんだろう?

頭の中には常に、実験マインドがあって、短期的な欲や感情や目の前にあるもの(売上とかノウハウとか不安とか怖さとか)そういったもの以上に、

長期的な欲や感情、それを成し遂げたときや実現したときに得られる変化や感情や自分自身の存在の方が、楽しみで仕方がなくなってしまうので、

その過程での大変さは、すべて受け入れられてしまう、と言うよりも、遊びのような感覚で試行錯誤を他の人以上にできちゃうんです。


そのマインドはどうやって身につけるの?


「独学力」って要は、「試行錯誤能力」なんです。

つまり、人よりも試行錯誤できるのか、それとも人が試行錯誤した知恵を学びにいくのか、その違いなわけです。

それで、試行錯誤能力を持つためには、実験マインドが重要であって、実験マインドを持つためには、結果以上に自分の成長や変化の部分に価値観を向けられるかが、カギとなります。

もちろん実験なので、結果は重要です。

でもそれは、上手くいった結果のことではなくて、失敗だったという結果も含めて、実験では重要なデータなわけです。

だから、上手くいこうが失敗に終わろうが、どちらにしてもその結果は、これからの自分にとって貴重なデータとなり、それをまた試行錯誤しながら、結果を出していくことに向かっていく中で、自分自身がどう成長し、どう変わっていくのか。

そこをどれだけ楽しもうとできるのかが「実験マインド」であり「独学力」につながっていくのです。


「独学力」によって得られるもの


これも最初のあたりに「独学力」はコスパがハンパないと書きましたが、ここまで読んでいただいた通り、失敗もありきで試行錯誤を自分でしていくんだから、コスパはむしろ、めちゃくちゃ悪いとも言えます。

費やすお金はかからないですが、その分の時間も根気もかなり必要ですからね。
今流行りの「タイパ」はまちがいなく悪い。


でもこの独学力で得られることも、大きいと思っています。

それは、自分でノウハウを生み出せる力がつくことです。

「今の時代、ノウハウなんて意味ないよ」と思いますか?ぼくはそうは思いません。

たしかにノウハウが世の中には溢れ、今更ノウハウなんてあっても、ほとんど価値がない。ぼくも同感です。

だけど、それはあなた以外の人でも、手に入れられるノウハウだからそう思うのであって、あなたにしか語ることができないノウハウだったらどうでしょうか?

それでも、こうして発信によって自分のノウハウを伝えていくことによって、また他の人がそのノウハウを手に入れてしまえば、結局は自分にしか語ることができないノウハウも、価値がなくなっていくかもしれません。

でも、ノウハウを生み出せる力があったらどうでしょうか?

たしかに情報や知識として手に入れられるノウハウそのものには、今の世の中、それほど価値はないかもしれない。

でも、自分でノウハウを生み出せる力そのものは、価値がないでしょうか?


こうした発信で、どれだけ自分のノウハウを出してしまっても、あるいはライバルにそのノウハウを盗られてしまっても、所詮それは情報や知識としてのノウハウを手に入れたに過ぎない。

でもこの「独学力」による、自分でノウハウを生み出す力があれば、あなたがその情報や知識の源泉となり、あなたから流れ出る、その源泉掛け流しのノウハウには、とても価値があるとぼくは思います。


ぼくには発信力も、専門性も、資格も、全くありませんが、この「独学力」によって、源泉掛け流しの自分にしか語ることのできないノウハウを、
何十時間、何百時間かけて、この約10年間生み出し続けているので、その部分の価値に人が集まってきてくれているのだと思います。

だから自分にしか伝えられないこと、自分にしか提供できないものを、サービスとして売っていくことができる。

ぼくのところに来てくれるクライアントさんは、コーチングのプロでも、ビジネスの専門家でもないぼくに対して、「柳川さんだからお願いしたくて来ました」と言って、喜んでサービスを買ってくれるのです。


「独学力」とは結局、、、


結局のところ、自分の成長や変化のために、身につけた「独学力」ですが、
結果的には、その実験マインドで試行錯誤しながら膨大な時間を費やして、成功も失敗も結果を出し続けたことで、
自分にしか語ることのできないノウハウという「経験」を、自分で生み出すことができるようになることは、

今のような情報や知識が本物かどうか、そのノウハウが信用できるものなのかが見えにくい、今の時代にとっては、お客さんにとって信用に値する価値あるものであり、
そんな信用できる人との関係性や対話の時間というのは、お金を払ってでも欲しいと思えるほどの価値あるものになっていき、
最終的に独学力は、人に貢献するほどの力になっていくのかもしれません。

だからもう、しばらくの期間、ぼくは知識やノウハウを学びに何かに参加したり、お金を払ってサービスを受けにいくということをしていません。
そこに関してはやっぱり、コスパはハンパないですね、はい。


ここまで読んでくれた方へ


ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
ここまで読んでくれたあなたには、伝えておきたいのですが、
「独学力」は「人を頼らない力」という意味では決してありません。

むしろ、「人を頼らない」とは真逆にあるのが、この「独学力」と言ってもいいかもしれません。

ぼくの考えとしては、人に頼るとき、その効果を100%発揮するために「独学力」はあると思っています。


起業したころ、自分には知識がない、ノウハウを学ばなきゃと思い込んでいたぼくは、それらをお金を払って簡単に手に入れようと、セミナーや講座に参加したりを繰り返していました。

だからいつも、セッションを受けに行ったり、プロの人に相談するときも、どうしたら結果が出せるのか?何をやれば上手くいくのか?という知識やノウハウのことばかりを知りたがり、

今思えば、その頃の自分は、人を頼ることを全く活かしきれておらず、それは単なるノウハウ収集活動だったなと感じています。

だからその人からの本質的なアドバイスも、提供してくれていた気づきも、気づけた風なだけで、全く理解しようともしていなかったと思います。


でも、「人を頼る」というのは、自分ひとりでは気づけない視点や可能性に気づけたり、時には耳が痛いようなフィードバックによって、自分のなかの意識に革命が起こったり、
そういった知識やノウハウではなく、その人との対話の中でしか、決して得られることのなかったものを手に入れられる、大切な機会なのです。

独学力で、知識やノウハウは自ら試行錯誤することで手に入れていく。
その部分では手に入らない気づきや、自分にはない視点を得るために、人を頼るのです。

お伝えしたように、ビジネスのこともコーチングのことも、その他こうした発信に関しても、すべてを独学力で自分で身につけてきましたが、

そもそもでこうして今の「対話を仕事にしていこう」という発想になれたのは、ある人との出会いであり、その人になんとかお願いして、相談に乗ってもらえたから、
「柳川さんはコミュニケーションを活かした方がいい」と、当時はインターネットビジネスに絶賛取り組んでいる最中だったぼくに、とんでもない新しい価値観をぶつけてきた、その人との対話の時間がなかったら、

確実に今の自分もいなければ、今まで関わらせていただいたクライアントさんたちとの関係もなかったのです。

それが「対話には、知識やノウハウを学ぶ以上に価値がある」と気づけた瞬間でもありました。


あとがき


きっとここまでこの文章を読んでいるあなたは、かなりの独学力の才能の持ち主です。

ぼくもよくやるんですよ。
その人の発信を読み漁るってことを。

気になれば、とことん深掘りして、その人の発信に触れにいく。これも独学力のある人の素質です。


なのでもしよかったら、ぼくが発信している他の記事も読み漁っちゃってください。
他にもYouTubeやラジオ配信や、一番のおすすめはメルマガなんですが、
とにかく出し惜しみ一切なく、すべてさらけ出して、本音垂れ流しで、自分を表現し、ビジネスのことやアウトプットのこと、対話のことなんかについて、語っているので、

ここまでお付き合いいただけた、相性の良いあなたには、きっと喜んでいただける内容を届けられていると思います。

そして、本当に人を頼りたくなった時は、ぜひぼくと一度、腹割って本音で対話しましょう。

あなたの素晴らしい人生経験の中のベスト3には、入れないかもしれないけど、
「あの時間があったから」と、将来のあなたが人生を振り返ったときに浮かぶ、出来事のひとつにはなれるくらいの体験は、していただけるはずですから。

それでは今後ともどうぞよろしくお願いします!

YouTubeではこんな動画を上げています⬇️

どうすれば、自分が伝えたい価値を言語化できるの?

あなたのコンセプトは明確にできていますか?【コンセプトを理解しよう】

コーチでもコンサルでもないぼくが売っている対話サービスとは?


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アウトプットディレクター/やながわこうき
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