「起業支援」→「働き方」→「生き方」【可能性を広げる抽象化思考】
以前、ぼくは自分の仕事を「起業の支援」と捉えていました。
その当時は、クライアントさんの「起業」つまり、ビジネスの支援をするために、ビジネスの知識やノウハウを提供することに一生懸命でした。
どうしたら売れるのか?どうしたら売上を上げられるのか?ビジネスの支援をしていたので、当然です。
でもその後、ぼくは自分の仕事を「起業の支援」から「自分の名前で食べていくための支援」という捉え方に変えました。
これによって、ビジネスの知識やノウハウ、アドバイスをすることだけが、自分の仕事ではないと考えるようになりました。
単に商品が売れること、売上が上がることだけに関わることが自分の役割ではなく、その人にとってのビジネスのあり方、売上以外の意味や目的も、重要視するようになっていったのです。
そして今は、「自分の生き方を売っていく人の支援」という新たな捉え方をしています。
それはつまり、ビジネスだけに限らず、その人の「生き方」そのものをより良くしていきたいという思いで、関わるようになっています。
そんな生き方そのものが、人に提供できる価値になる。というのが、今のぼくの考え方です。
ここまで読んでくれたあなたに伝えたいことは、視野を広くして自分のことを見てみることです。
「起業」という視点から「働き方」という視点に広げ、「働き方」という視点から「生き方」という視点に広げたことで、できることや発想も広げられ、自分の活動も大きく変わっていきました。
人間は抽象的と具体的の往復をして、世の中のあらゆるものを認識しています。
「マルチーズ」を抽象化すると「犬」になり、「犬」を抽象化すると「四足歩行」とか「哺乳類」になります。
「りんご」も抽象化すると「果物」になり、ぼくたち「人間」も抽象化すると「生物」となる。
極端な例ですが、「自分はマルチーズしか育てられない」と思い込んでいる人も、もう少し抽象化して視野を広げてみると、多少の違いはあれど「犬」であれば育てられるかもしれない。
もっと抽象化して視野を広げてみると「猫」もじつは可愛がれるかもしれない。
ぼくは「起業の支援」という枠の中でしか考えていないと、ビジネスを教えるということや、商品を売るとか売上という発想しかなかったのが、抽象化をして「働き方」という視野に広げると、誰と過ごすのか、商品よりも人を売っていくこともできるのではないか、など視野が広がる。
さらに「生き方」という視野にまで広げると、ビジネスは人生の一部でしかなく、自分の人生をより良く生きるために何ができるか?を考え、自分の人生を思いっきり楽しむために生きていくことを優先させようという考え方になる。
そんな自分の人生を全力で楽しんでいる人の生き方そのものに共感してくれた人が、「あなたのような生き方をしたい」と言って、「生き方」そのものが仕事になるという考え方を体現できるようになった。
あなたもぜひやってみて欲しい。
今の自分の視野にとらわれずに、「マルチーズ→犬→動物」のように、抽象化してみて、なにか自分にできそうなことがないか、視野を広げながらいろんなアイデアを考えてみよう。
もしかすると、それだけであなたの仕事の目的や意味まで、大きく変化するくらいのインパクトが生まれるかもしれない。
ゲーム感覚で一度やってみよう。
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