これはいい商品だ
どうも、柳川です。
寒い冬は、1日の始まりがベットから出れない問題と戦い、なんとか抜け出したと思ったら、空気の乾燥で喉が枯れていたりと、やたらと問題が増えてくる時期ですね。
そうそう乾燥といえば、女性はとくにお肌の乾燥には敏感だと思います。男って、そういうところがとても鈍感というか、面倒臭いというか、今ではメンズエステなんかもあって、美容意識の高い男性も増えていますが、それでもまだまだ意識が低い人の方が多いと思うんですよね。
そんな僕もとにかく面倒臭がりで、最近になって妻から「お肌のケアをちゃんとしなさいよ!」と言われだして、やっと化粧水や乳液日焼け止めなどを必ず塗るように心がけるようになりました。
これ、正直自分が一人暮らしだったら100%やらないな。って思うんです。笑一緒に住んでいる妻が横でしつこく言ってくれているからやれていますが、男一人暮らしでいたら絶対にやってません。
そんな背景があるのですが以前、あるメーカーから男性用の化粧水が発売されました。
その化粧水はボトル一本で、髪の毛の寝癖から足先まで全身に使える、全身用化粧水という商品でした。
これを見た瞬間「これはいい商品だなぁ」と思わずウネりました。
なによりお客さん、いや、男性心理を貫いている。おそらくこの商品の開発者は、お客さんが望んでいるものの本質を深く理解していると。
普通ならこうしちゃいます。
男性消費者に対してアンケートを取り、ニーズのリサーチをします。
「お肌の手入れに興味はありますか?」「化粧水は普段から使われますか?」「どんな化粧水だったら使ってみたいと思いますか?」こんなところです。
ただし、このアンケートの答えにお客さんの本当の「欲しい」は見つかりません。なぜなら僕ならこう答えるからです。
「お肌の手入れに興味はありますか?」
→はい。
「化粧水は普段から使われますか?」
→一応使ってます。
「どんな化粧水だったら使ってみたいと思いますか?」
→ベタつかず、匂いのあまりしないもの。
さて、このアンケートをもとに「ベタつかない。匂わない。男性用化粧水」なんて商品が発売されたとしても、僕はおそらく買いません。笑
「え?使ってみたいって言ってたのに」って思うかもしれませんが、消費者の心理ってそういうものなんです。
僕がもっと根本的に求めていたのは「お肌の手入れはしたいけど、とにかく毎日面倒臭い」これの解消だったのです。
ただ、そんなことをアンケートで聞かれてもまず言いません。
それは本心ではあるけれど、なかなかオープンに言えることでもないし、もしかすると自分でも気づいていなかった欲求であったかもしれないからです。
「想像力」を持ってお客さんとコミュニケーションを取ることの重要さを、とくに理解している人がきっと開発されたんだろうなと、思わず唸ってしまった商品でした。
あなたのお客さんが本当に求めているものは何だと思いますか?
P.S.
ちなみにこの商品を実際は使っていません。笑
妻と共通のを使っているので、男性用は買えないからです。
でももし一人暮らしで、乾燥とか気になりだしたら思わず手に取ってしまっていただろうな〜
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