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コンセプトを一緒に勉強しよう ②
秀逸なコンセプトほど、わかりやすい言葉で表現されています。
「吸引力の変わらないただ1つの掃除機」
「朝専用缶コーヒー」
「1000曲をポケットに」
どのコンセプトの単語も決して、難しい言葉は使われていません。誰が見てもわかる言葉で表現されているコンセプトが、やはり秀逸なコンセプトだと思います。
これは言い換えれば、
客観的な目線で考えているということ。
例えば、
「吸引仕事率500Wのハイスペックサイクロン式掃除機」
なんて言われても、素人であるぼくたち消費者には、よくわからないのです。
「吸引仕事率500W」
→「吸引力が変わらない」
「ハイスペックサイクロン式掃除機」
→「ただ1つの掃除機」
どちらがお客さん目線で表現されているかは、一目瞭然ですよね。
コンセプトを一生懸命考えて、一生懸命に説明しようとすればするほど、言葉が複雑になったり、お客さんに伝わらない言葉を使ってしまっていたりと、かえってコンセプトとして機能しなくなるものができてしまいます。
まずは、難しく、そして複雑に考えすぎずに、お客さんにも伝わる単語を使って表現するということを、コンセプトでは大切にしていきましょう。
つづく
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