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「ギバー(Giver)になろう」や「与えることが大切」だけだと違和感があったけど、、、


どうも、柳川です。

以前、結婚記念日に、妻にプレゼントをしました。

妻が欲しいと言っていたカバンをプレゼントしたんですが、僕はファッションに疎いので、そのカバンのブランドを今まで知らなかったんです。

プレゼントするためにホームページを見て在庫を確認したりしながら、初めてそのブランドのことを知り「今はこういうのが流行ってるんだな〜」なんて感心していたんですが、おそらくプレゼントを考えていなければ、僕はこの先も、そのブランドの存在すら知らないままだったんじゃないかなって思います。(あとで聞いたら結構有名だそうです。笑)

こうやって誰かに喜んでもらうってことは、ビジネスの世界でも散々言われてきました。

「価値を提供したその対価でお金は得られるもの」「先に与える人になろう」「takeからgiveへ」

でもこれはビジネスのためとか、お金を稼ぐためとか、そういうことに限った話ではありません。もちろん対価として、それらも得られると思います。

だけど何より、喜んでもらうために動ける人は、自分の視野を広げることができるようになるのです。

自分が知っていたり、できていたりすることから価値を提供するのも素晴らしいことですが、それだけだとついつい、自分のできる範囲の中でしか行動に移せず、視野を広げるどころか、どんどん視野を自分の内側に向けてしまう。

でも、知っている、できているに限らず、人に喜んでもらうために動ける人は、その行動によってまたひとつ自分の知っていることや、できることを増やしながら、価値を提供することができるようになる。

つまりそれは、視野を内側に向けるのではなく、自分の外側に向けて広げていくことができるということです。

妻に喜んでもらうために、妻の欲しいものを知って、その商品を調べて、そのブランドを知って、プレゼントすることで喜んでもらえた。

これでまたひとつ、僕も知らなかったことを知ることができたわけです。

ビジネスだって同じだと思うんです。

知識やスキルを身につけてから人に提供しようではなくても、人が求めていることを知り、その人に喜んでもらうために動けるだけで、その人に喜んでもらう過程の中で自分の視野を広げながら、知識やスキルが身についていく。

きっとこれからは、この「先に与える」という順番が、さらに大切になってくると考えています。

「成長→与える」から「与える→成長」へ

その積み重ねがあなたを、人から求められる存在へと変えていくのです。


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アウトプットディレクター/やながわこうき
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