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新人療法士向け!臨床推論能力のバクアゲのロードマップ

みなさんこんにちは!サルOTです。
今回は、新人PT・OT・STさん向け臨床推論能力を上げる方法をお伝えします!

記事の対象としては1年目~3年目中盤くらいまでの若手の療法士が対象となります。

患者さんを目の前にして不安だらけですよね

4月の第2週目くらいから単位を取り始める方が多いかと思います。
早い人は5月中に担当患者さんを持っているのではないでしょうか
患者さんに励まされながらなんとか単位をこなした経験が皆さん一度はあるかと思います。
そして患者さんに申し訳ないと思いながら毎日出勤をしていたことも…

もちろん自分もそうでした。現在では指導の立場となっていますが、そんな新人時代の気持ちは忘れちゃいけないなと思いながら、助言をする立場に立とうと思っています。

新人時代に習慣としてやっておきたいこと

前提として、少し辛口ですが、臨床2年目までに勉強する習慣が付かなかった療法士はその後の臨床化としての成長はあまりないと考えています。

①わからないことは全部聞く


国家資格を取って「プロ」といわれる立場になっても、やったことがないことは分からないです。
よっぽど国家試験前の実習中のバイザーが長期記憶で技術や考え方を教えてくれていない限り免許取って、すぐの臨床で結果を出すのはやっぱり難しいです。
なので、全部聞きましょう。何回同じことを聞いてもいいんです。人間なんです。忘れることもあります。
同じことを聞いて(もちろん限度はありますが、、、)怒ってくる人は腕が良いわけありません。聞きましょう。

②優しい先輩を見つける

職場にはきっと優しい先輩が一人はいるはずです。
そして、優しい人=いい人→いい先輩とのパイプを持っている??
部署内で完結させろや他部署・他施設(病院)に頼るななんて言う上司も中にはいます。(経験上いました。そしてそういう奴ほど腕が悪い)

皆さんが向けるべきベクトルは上司に対してぺこぺこして票を得ることではなく、少しでも早く目の前の患者さんに対して最上のリハビリを提供することです。
とはいえ、、、昇進等の都合もあるのでこの意見に対しての異論は認めます。

③毎日10分は勉強


たった10分でいいのかと思いました??
ただ、これには意味があります。
週5日出勤日があるとして毎日10分勉強したら??1週間で50分勉強していることになります。
じゃあ、1ヶ月にだいたい20日出勤日があると仮定すると、200分(3時間20分)。では、1年では?×12ですね。もう計算がめんどくさい(笑)

1年でこれだけ時間だけをみても違いが出ます。
そして、勉強をしている人の時間単価はそれこそバクアゲされていきます。

1年で天地の差が出ますね。

④無料の勉強会に参加してみる


コロナ禍もあり、結構質のいい無料の勉強会(Youtube等)も結構あります。なんとなくはじめは聞いてみているだけでもいいです。
そして、余裕が出てきたら、講師の話や出典文献を逆引きして勉強してみましょう。用語・言い回し等を知るだけでもカルテの中で先輩が書いている言葉が理解できるかもですよ。

自分の病院では外部の病院のご厚意で無料で症例検討会に参加させていただいています。そして夕食のお弁当は頑張ってくれるみんなに自分の自腹で提供しています。(だいたいひと月5000円前後かな、そして今月はまた参加者が増えるから諭吉かな~(笑))
でも、いいんです。実際後輩の臨床力がバクアゲされているのは目に見えて嬉しいので。むしろそれが5000円なら安い!

そして、これまた勉強会はお金を出してこそ意味がある!と院内で無料の勉強会を開催しても文句を垂れる上司も中にはいるかもですね。
「お黙りください。そういう人ほど知識の更新はしていないです。二度と偉そうにしないでください。」というのは心の中で言ってやりましょう。
大丈夫です。あなたならすぐ技量では超えられます。(給料は、、、)


最後に

あ~書きすぎた(笑)

正直告白すると自分がこれをやり始めたときは2年目からです。同期が同じ部署に異動してきて、2年目の院内で温厚で有名なプリセプターに「こんなのでよく今までやってきましたね」とガチギレされ(というくらい自分の2年目が能力不足であったと思います。)という経験をしました。

患者さんの前に立っている皆さんには同じ思いをして欲しくないです。
この記事を新人のみなさんの成長に少しでもお役立てください。

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