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大学入学共通テストがIELTS対策になる説
現在中高生でも学習できるIELTS総合対策本を執筆していて、ある発見がありました。それは共通テスト英語がIELTSに激似であることです。今回は森鉄先生監修の2冊を読み解きながら共通テストはどんなものなのか紹介していきます。もちろんIELTSとは相当なレベル差はありますが、いくつかの問題形式が激似です。IELTSリーディング「フローチャート完成問題」のような時系列的に回答していく問題やIELTSリスニングにはIELTSライティングにも出てきそうな表やグラフを読み取る問題がたくさん出ているので「IELTS公式問題はまだ難し過ぎる〜!」という学習者には最適・最強のコンテンツです。
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さらにIELTSリスニングのSection4でお馴染みの講義型問題の対策法や連結、脱落のような音声学的な知識まで丁寧に解説されています。この解法の型を身につけた上でIELTS受験対策をすると効果抜群です!ということでこの2冊、おすすめです!
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そもそもなぜ中高生にIELTSを受験してもらいたいかというと、IELTSのスコアを持っているだけで大学進学時に「国内大学」と「海外大学」の2つの選択をすることができるからです。単純にIELTSを持っているだけで将来の選択肢が広がる、より自分に合った大学に進学できる可能性が増えるわけです。外検入試(外部検定試験を利用した入試)の数も増え続けています。
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駿台予備校が2021年度入試 英語外部試験利用入試を実施する主要私立大学一覧をまとめてくれています。そして立教大学の文学部ではIELTS4.5=英検2級の扱いみたいなので、英語検定2級よりも簡単なのでは?と思っています。それでいて海外大学進学や留学にも使えるので一石二鳥です。
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大学受験を控える高校生、TOEIC・英検からそろそろIELTSに移行したい英語学習者の皆様、まずは共通テストで基礎の基礎を固めてIELTSに挑戦してみましょう。ちなみにこの著者の一人である斎藤先生が以前書評を書いてくれました&YouTubeでも紹介してくれたのでこちらも合わせて是非!
涙出そうなくらい嬉しい動画を教え子が発見してくれました!是非4:40からの『アジアNo.1英語教師の超勉強法』の絶賛レビューをご覧ください。@saiken_english 感謝感激!https://t.co/k3BQPJe8C0 pic.twitter.com/rFgnWmIxUk
— 嶋津 幸樹/ Koki Shimazu (@Koki_Shimazu) May 10, 2021