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性格(診断)の取り扱い注意事項

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はじめに

「自分は○○な性格だからさ」という台詞を聞く。

たしかに世の中には、性格を表現する言葉が、沢山ある。
診断的なものや、占いにより、性格が判断されることもある。

ただ、つまるところ、性格とは何なのだろうか。
性格が、分かった上で、何に使えるのだろうか。

パターン認識

性格とは、人の行動・思考・感情の傾向パターンを、総称したものである。

問題が起きたとき、(人にもプッシュしながら)早く、早く物事を進めるパターンの人は「せっかち」な性格と言う。
なかなか行動に移さず、じっくり考え、計画を立てる人を「思慮深い」性格という。

性格を表す言葉は、膨大な種類があるが、いずれも、行動・思考・感情のパターンを表現している。

そんな行動・思考・感情のパターンを表す性格は、使い方を間違えると、大きな損をする。

まずそもそも、その人の「行動・思考・感情」を決める要素は、なにもその人個人だけではなく、周り環境にも大きく影響する。

その時、その場所で、ある「行動・思考・感情」をとったとしても、他の時・他の場所でも、同じ「行動・思考・感情」をとるとは限らない。

にもかかわらず、勝手に特定の性格を表現して、他の時や場所でも同じ「行動・思考・感情」をとるとするのは、あまりに乱暴すぎる。人間は、そんなに単純ではない。

勝手に相手の性格を決めつけることは、相手がよりよい「行動・思考・感情」をとれる可能性を勝手に、奪うことになる。
自分の性格についても、偏った思い込みをすると「行動・思考・感情」に制限がかかる。
人間は柔軟で、変わっていけるのだから、よりよい「行動・思考・感情」をとれるように、変わっていける。

飲み会の場で、性格の話しを楽しむ分には、別にイイ。

ただ、自己理解・相手理解において、性格は不要だ。というか、性格なんてものは、存在しないと考えていい。

性格なんて考えず、シンプルに、その場その場で、「やるか、やらないか」。自分の人生全体を鑑みて、決めるだけだ。

どういう時・場で、自分はどんな「行動・思考・感情」をとるのか、相手にどんな「行動・思考・感情」をとって欲しいか、だけ考えれば良い。

そのときに、「性格」は必要ない。厳密なパターン分析により仮説を立て、アクションするだけだ。

まとめ

性格に、逃げない

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