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褒めることのデメリット

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はじめに

一般的に「褒める」ことは、人間関係において、良いことだとされる。

自己肯定感のために、自分で自分を褒めることも大事だと言われることもある。

たしかに、自己否定しすぎている人には、対処療法として、褒めることは有効なこともある。

しかしながら、他人に対しても、自分に対しても、褒めることには、あまり知られていないデメリットもある。

評価軸が決まる

何かに対して「褒める」ということは、それができていないとき「褒めない」ということなる。

つまり「褒める」ということは、何が良くて何が悪いか基準を決めてしまうことだ。

基準により、様々なデメリットが生じる。

褒められるようなことをできてるうちはいいが、褒められなくなると、「褒められることをしなきゃ」と重圧になってしまうことがある。

自分で自分を褒めたときも同様だ。自分でそれができないときに、自分で自分を責めることにつながってしまう。

また、Aさんを「褒めた」とき、それを見たBさんは、「あれをできていないと褒められない」と感じることになる。Bさんは、勝手に「自分はダメだ」と感じてしまうかも知れない。

加えて、「褒められるかどうか」という基準ばかりが気になり、本当に何がしたいか、や何のためにやるのか、目的が分からなくなるということもある。

基準をつくることは、他者比較につながる。他者比較してるうちは、当然幸せからは遠ざかる。

褒めることは、諸刃の剣。デメリットもあることを理解することが重要だ。

では、「褒める」ことのデメリットを無くし、相手/自分を肯定する良い面だけを取り出す方法は何かというと、「感謝」である。

基準を設けず、ただただ、そこにあること・人・モノに対して「ありがたい」と思い、それを表明する。

もちろん、基準を持って「ありがとう」と言うか/言わないか決めていては、褒めることと変わらなくなってしまう。

心の底から、基準や比較を忘れて、今あるもの全てが当たり前で「有難い」という気持ちを持って、それを伝えること。

それが唯一、「褒める」の代わりに、自分も相手も肯定しつつ、デメリットなしでできる最強の形である。

まとめ

褒めるより、感謝しよう。

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