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竹の湯・労いの宿・湯煙の夜長

第3弾。
私が好きな温泉のお話です。

樫木祐人さん著、
「ハクメイとミコチ」
4巻と10巻です。

4巻の第24話「竹の湯」、
10巻の第76話「労いの宿」、
77話の「湯煙の夜長」。

「ハクメイとミコチ」、
略してはくみこは
描き込みと作り込みが
とても丁寧な漫画なので、
温泉の話だけではなく、
全体的に読み返す頻度が
多いのですが。

その中でもやっぱり、
読み返す頻度は高いです。
温泉回。

「竹の湯」は、タイトルの
主人公ふたり、
ハクメイとミコチが
近くに出来た新しい
温泉施設に行って、
ゆっくりしよう!

…という話なのかと思いきや。
トラブルで温泉には入れず、
とぼとぼと家へ引き返しつつも
どうしても諦めきれなくて、
道中に見つけた竹でDIY、
作ってしまおう!
というお話です。

ちなみにこのふたり、
身長は9センチです。
はくみこの世界の基準は、
人間の私達から見たら
とても小さな世界です。

ハクメイはDIY、大工や左官仕事系、
ミコチは料理や裁縫、歌が得意です。
ハクメイが主にお風呂を作って、
ミコチはお風呂で愉しむお酒と、
それに合うおつまみを用意する。

自宅近くに、
竹で作った自家製のお風呂で
ふたりのんびり、足をのびのびと
伸ばしてくつろぐ。
自分達で頑張ってこしらえたお風呂、
入り心地も格別です。
…でも。

やっぱり。
またいつか、今度こそ。
あの温泉宿に行って、ゆっくりしようね。
と、ふたりは約束するのでした。

そして。
めでたく10巻で、
ふたりのその願いが叶います。
今度はふたりだけではなく、
今までに仲良くなった
皆と共に。大人数。

温泉に入って、
美味しいものをたくさん食べて。
飲んで、歌って、遊んで。
また温泉に入って。

めくるめく、素晴らしき
温泉宿の楽しい時間の全てを、
はくみこの仲間達と共に
体感できます。
とってもお勧めです!

出来れば1巻からじっくり読んで、
10巻に辿り着く王道コースが
お勧めです。

情感溢れる、細部まで描きこまれた
美しい絵と、まるで本当に
その世界に入り込んでしまったかのような
没入感を感じてしまう、作り込まれた設定。
台詞の独特の間、行間。
個性的な登場人物達。
そして美味しそうな食べ物!
お腹が空いてきます…

温泉の描写がある漫画ということで
ご紹介しましたが、
思わず紹介に熱が入ってしまうくらい、
私の好みどストライクな、
とても素敵な作品です。

アニメも以前放映していました。
もしよろしければ、是非!
少しでも、あなたがお気に
召してくださいましたら
嬉しいです。

✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

ここまで読んでくださいまして、
どうもありがとうございます!











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