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本日のお酒と献立。

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カナダ・プリンスエドワード島 &海外で経験したお酒&食生活の話、お酒とそれに合わせた夕食の献立の記事を書いています。
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#献立

本日のワイン『バルトン・エ・ゲスティエ ロゼ・ダンジュ 2017』

カナダやアメリカには「アーミッシュ」という昔ながらの生活を送っている人たちがいる。どのぐらい昔かというと、彼らが移民して来た当時と同じ生活様式といっているから1840年~ぐらいだろうか。プリンスエドワード島で初めてアーミッシュの人たち見て頭に浮かんだのは、ミレーの「落穂拾い」で服装はまるで絵画そのものであり、タイムスリップしたかの様に感じた。車には乗らず馬車で移動し、電話など現代の技術による機器を使用せずに基本的に自給自足で生活をしている。 先日、トルコ人の友人にミルクを買

本日のカクテル『シーザー』

最近、気温もあがり『春だな~』と思っていたら、友人から『蟹が解禁になった!』とメッセージが届いた。早速いつものシーフードマーケットMr.Seafoodに蟹を買いに行った。 生きた蟹、1LB=4.99カナダドル。ゆで蟹、1LB=5.99カナダドル (1LB=約0.45kg) 生きた蟹を3匹買って約17カナダドル。安い。。。!こちらではスノークラブと呼ぶが、日本ではズワイガニに近いと思う。買ってきて早速茹でようとしたが、息子が『殺さないで~!!』と号泣。う~ん、、、どうしようか

本日のワイン『ファイアスティード オレゴン リースリング 2011』

カナダ料理ってなに?いつも頂く質問だが返答に困る。 イタリアだとパスタ、インドだとカレー、韓国だとキムチチゲ、、、日本は寿司。国により代表的な料理があるが、カナダ料理は?と言われるとなかなかすぐに返答が出来ない。カナダ出身の夫も答えに困る。 カナダは多民族国家でルーツが家族で違うから家庭の味もそれぞれ違う。例えば夫の父型はイングリッシュでアングリカン ( 日本人には非常に分かりにくい宗派 )で、母型はアイリッシュでカトリック。夫の姉婿はルーツがギリシャでグリーク・オーソド

本日のワイン『オソ トスカーナ2014』

本日はEaster。金曜日のグッドフライデーから引き続き、イースターウィーク。カナダではイースターはとても大きなイベントで、街はイースターで華やかになる。我が家も昨夜イースターエッグを至る所に隠し、家じゅうがカラフルなカラーに包まれロックダウン中の暗い雰囲気から一転、なんとも温かい気持ちになった。 さて、カナダでビックイベントと言えば、イースター・ハロウィン・サンクスギビング・クリスマス であるが、その時にターキーを焼く。日本ではあまり馴染みがないターキーだが、カナダではと

本日のワイン『ラスモラス ブラックレーベル カベルネフラン・ソーヴィニヨン2016』

日本では自宅で酒類を製造することは酒税法で禁じられているが、カナダでは特に禁じられていない。販売は出来ないが自宅で楽しむ、友人に配る等はOKである。 そんなわけでいろいろな酒造りに挑戦している。まずはどぶろく、一度目は発酵がうまく進まず、飲むと酷い頭痛に襲われ ( 発酵が十分でないと頭痛が起きるらしい。) 夫にも目が見えなくなると脅され結局ほとんど飲まずに捨ててしまった。(インドで密造酒を飲んだ村人の目が失明したというニュースを読んだらしい。これはメチルアルコールが原因。)

本日のワイン『ラポストレ カルベネ・ソーヴィニヨン 2015』

ちょっと前までは20歳以上の大人はお酒が飲めて当たり前、酒豪はかっこいい。お酒の席で親交を深めるのが当たり前の時代だったが、今はお酒は体に悪い、飲めるがあえてお酒を飲まない「Sober Curious(ソーバーキュリアス)」スタイルが素敵!といわれる酒絶ち時代である。そんな時代の波に逆らって私はお酒が好きである。そして私の父も大のお酒好き( 今はそれほど飲まないが。) その父 (祖父)もお酒好きで、昔からいろいろなお酒にまつわる武勇伝を聞かされている。 何でもやりすぎは良く