【3分書評】成瀬は天下を取りに行く
第21回「本屋大賞」を受賞した宮島未奈さん作の"成瀬は天下を取りにいく"
世の中に様々なアワードがある中で、私は"本屋大賞"に絶対の信頼をおいています。
というのも、本屋大賞は実際に本屋さんで働いている従業員の方が、"お客さんに最もおすすめしたい本"だからです。
本好きの人が、本に興味を持っている人に対して、おすすめしたい本。そんな賞に輝いた書籍がおもしろくないはずがない。
事実、最高の読書時間を過ごせました。
【簡単にあらすじ】
成瀬という主人公が、挫折や困難を乗り越えながら、成功に向けて進んでいくストーリー展開が描かれています。
彼女の目標や目的に向けた強い意志、そして仲間との関係が、物語の中心
【個人的成瀬名言】
・小さな種を撒きまくって、1つでも大成すればそれで十分
・今まで200歳まで生きた人がいないのは、『200歳まで生きようと思った人がいなかったから』だから、私は本気で200歳まで生きるとここに宣言して実行する
・たとえ失敗しても気にしない。その挑戦の過程で得られた経験は、その目標を達成しようと思わなければ得られなかった。そして、その経験はこれからの人生の糧になる。
【個人的やること】
・周りからホラ吹きだと思われようが、仕方ない。そのデメリットより、『目標を宣言する』ことのメリットの方が大きい。自分のやりたいことは気にせず発信していく。
・大きな目標や人生の大義が決まっていると、判断材料が明確なので、決断に迷いが生じない。自分の最も大切な軸を意識する