サボっても良い
まずは3週間、朝起きてパソコン開いてブログ書く。
というのを習慣にすれば3週間後には毎日当たり前に出来るようになる。
うおー3週間かあ!やるぞ!毎日同じ時間は厳しいけど、ブログを書くことだけはやってやる!
インターネットで仕入れた情報を鵜呑みに自分を追い込み、ついに明日で3週間。
心理学的には自分で調べていないから根拠もよく知らないが、しかし実感として、この「3週間毎日やった」という記録は、一度作るとなかなか壊したくないと思えてくる。
「何を書こう」とはよく思ったものだが、書きたくない時が無かった点は、私自身を褒めたい。
それでも疲れて手が止まる日がないわけではない。それは面倒臭いというよりも、スケジュールに終われた日の夜。
「次の日の予定さえなければもっと打ち込めるのに」という無念。
こう書けば前向きな印象があるかもしれないが、「仕事サボりたい」という邪心にも何度か変わりかけた。結局、出勤はするのだが。
今サボるべきは仕事でなく、ブログだ。でもサボりたくない。
趣味だから。
中高生の時、ゲームで毎晩のように夜更かししていたことがある。
もしくは友達とのメール。漫画は部屋の電気をつける必要があったので、親にバレないよう暗闇で出来ることをした。
学校生活に支障があっても、これはやるべきことなんだ。私の心は何故かそう信じていた。
しかし今にして思うが睡眠時間はなかなか大きな代償だ。
友達とのメールは100歩譲って将来への糧となるのでよしとしても、ゲームするのは流石に不健全過ぎる当時の私。
ポケモンの知識は今も時々人との会話の助けになるが、どうさなら色々試して幅を広げるべきだった。じゃなくて、睡眠をとって昼間に励むべきだった。
とはいえ当時の私は「自分の使命だ」と思っているのでゲームはやめない。当然成績は下がるので(授業は眠くなる)親に見つかれば取り上げられるのは必須。夜に隠れてやるしかなかった。
睡眠時間を削らなければもっと違った女子校生活を出来たのかもしれない。
身長が伸びてメンタルも安定したかも。
今の私はきちんと眠るように心がけてはいるが、たまに事情があって眠れないこともある。花粉の時期なんて窒息しかけたこともある。
先輩の誘いでお酒を飲み過ぎたとか、疲労感から食べ過ぎたとか。
ブログが書き切れないとか。
今の私は睡眠を削るということはなかなかしないが、ブログについてはついつい書き切ってから寝るぞと頑張ってしまう。
3週間などノルマ的に数字を決めるので、自分を追い込むことのようでもある。しかし私は書くことが好きなのだ。
まとまらない意見であっても自分の言葉で表現出来るのは素敵だし、毎日ちょっとしたクエストをクリアしていくのは楽しい。今、ゲームにハマる人は毎日自分にタスクを課していないんだろうか。ログインボーナスとかあるだろう。レベル上げとかスキルアップとか。
私にとってのブログは日記、好き勝手に意見を書く、時々うまくまとめてみる。という場所。
そして自分勝手なルールだが、少し義務でもある、というのが心地よい。
中高生の私はゲームもメールも自分の使命として取り組んでいた。今の私はどうだ。ブログが自分の使命だったらいいなと、ぼんやり思ってはいないか。
思っているとも。私はブログが副業になればいいのになという邪心にまみれてnoteに手を出した。
そして書くことが好きだった自分を思い出したのだ。
ブログは義務ではない。自分でノルマを課しただけで、アクセス数とか増えたり減ったりはするのかもしれないがそれで私の生活が脅かされることは今のところない。
でも脅かされたい。というより収入源として見られるようになりたい。そういうブログを書きたい。
収入源として見た後しばらくして、放置しててもある程度見てもらえるという安心感を得てから放置したい。
心をブログの閲覧数チェックから解放したい。
せっかく3週間頑張ったから続ける。きっと続けると思う。
でも何より求めているのは、金銭的なことと、それによる心の安寧だ。
そういう人間の記事です。でも、そういう人もいるはずです。
はやく「サボってもいい」と自分に言い聞かせたい。
サボってもいい時は、リフレッシュして次までのいいアイデアを考えられる余白の時間だから。
サボってもいい時こそ、そこで適度に頑張れば差がつくから。
サボりの時間は自由の時間だから。削らないでいきたい。
中高を反省した今の私は、うまくやりたい。