#261 お盆が過ぎて
台風7号が近畿地方を縦断し日本海を北上した。私の住んでいるところも暴風警報が出た。14日の夕方から15日の朝方にかけて雨や風が強くなった。
台風が通過した15日の午後軽トラで村の道を走った。風の通り道になった田んぼの稲は倒伏していた。神社の東の道には、ヒノキの葉などが散乱していた。用水路には、流れてきた草で水があふれそうになっていたので、鍬で草を取り除いた。
田んぼにも行った。幸い稲の倒伏は免れた。収穫前の栗の実が落ちていた。草は勢いよくのびていた。
数日後、私は朝から草刈りをはじめた。晴れて暑くて、湿度が高かった。台風が湿った暖かい空気を連れてきた。
着替えを繰り返し休みながら草刈りをした。11時前に、家に帰りシャワーをした。そして、冷房のきいた部屋で高校野球をみてすごした。
夕方、草刈りに行こうと思った。しかし、冷房の効いた部屋から出ると、蒸し暑く、草刈りをしようとする意欲がなくなった。『稲刈りまで、まだ1週間ほどある。また涼しい日も来るだろう。』と自分に言い訳をして、再度高校野球を見ることにした。
#ふるさとを語ろう