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#247 出穂期
7月20日、梅雨明け宣言の後、酷暑の日々が続いている。
夜明け前には、涼しい風が吹いているが、8時を過ぎる頃からの照りつける日差しは、後頭部から肩に食い込んでくる。
空調服を着ての作業だが、私は9時半には家に帰ることにしている。暑さになれることだけでいいと思っている。
帰る前に、田んぼに行った。田んぼでは、稲の花が咲いて(緑色のもみが開き、おしべが伸びて、花粉が風に運ばれる)、受粉する様子が見られた。
今年は、例年より出穂期が早い。雨が降り、田に水(花水)がある。受粉に都合のいい風が吹いている。
これからカメムシやスズメなどによる被害や、台風などで稲の倒伏などの心配はある。
しかし、今までのところは、稲の生育は順調だった。そして、私の田んぼでの稲刈りまでは、あとひと月あまりになった。豊かな稔りを祈願した。