#295 秋起こし
昨日、私は稲刈り後の田んぼをトラクターで耕した。
秋の間に稲わらや稲株を土の中に鋤きこむ。すると、土の中の微生物によってわらが分解され、土が肥えるので、来年の米作りのために必要な作業になる。今年も稲刈り後の耕運(田起こし)をすることができた。
10月の下旬から田んぼが乾いてきた。晴れの日が続き、気温も高くなった。昨日も秋晴れの暖かい日になった。私は、朝早くから田んぼに行った。
トラクターでの耕運は、田んぼの往復を繰り返すだけの単調な作業だ。ト
ラクターに乗っている時には何も考えない。
トラクターの耕した土の中から出てきたミミズを、カラスのつがいがついばんでいた。セグロセキレイも飛んできた。乾いた爽やかな風が吹いてきた。見慣れた山が、ずいぶん色ずいていた。とにかく夕暮れ前に田起こし(秋起こし)が終わった。
昨夜、まとまった雨が降った。
朝から私は田んぼに行った。雨が降った後の田んぼは黒くなっていた。
#ふるさとを語ろう #みんなで作る秋のアルバム