人生は死ぬまで参加しているフェスのようなものなのかもしれないと感じた2024年
もうすぐ2024年が終幕し、2025年の幕開け目前ですね 🐍
例年よりも仕事納めは早く、年末年始休暇が長くなった方は多いのではないでしょうか?私もその一人です。折角なので、この期間を有意義に過ごしたく、早めに2024年の振り返りを終えるためにnoteを開きました。
1年目はとても憂鬱な気持ちで年明けを迎えたのを覚えています。
喉につっかえた感情をそのまま吐き出したようなnoteを、懐かしいなと読むことができて、この事実と感情の記録を残すことは役に立っているなと。
今年は去年よりも、明るい気持ちで過ごせています。
それはタイトルの通り、まあ色々あるけどフェスみたいなもんだもんな。と捉えることができているからかもしれません。
そんな怒涛の1年を振り返りたいと思います🕺
2024年サマリ
例年の通り、漢字一文字で表すと、2024年は「祭」でした。
野外フェスの仕事をすることもあれば、キャンプフェスを主催することや、会社の恒例行事など、リアルイベントを大切にした年でもありました。
そして、仕事もプライベートも、ドーパミンとセロトニンがドバドバと溢れるような出来事が多々あり、いわゆる"ハレとケ"でいう、ハレ(非日常)がずっと続いていたような1年でした。
2024年を簡単に振り返ると、こんな感じです↓
ー 発表期(1〜3月) ー
1月の出来事は鮮明に覚えています。
長野県松川町への帰省中に発生した、能登半島地震。元旦から社内Slackが動き出し、災害協定を締結している支援団体と連携し、2ヶ月間で約30台のキャンピングカーを提供しました。リスク管理を徹底した日々でした。
そして昨年から開発を進めていた、デザイン性と機能性を兼ね備える、量産可能なキャンピングカー『SAny.VAN』発売。反響こそ大きかったものの、受注に繋がない日々が続き、私が営業責任者も兼任することを決めました。
ー 波乱期(4〜6月) ー
資金調達活動と、車両販売営業を両立するのは至難の業で、難しい意思決定も必要な波乱の時期でしたが、結果として3ヶ月の間で成功することができました。
上手くいった要因は、資金調達は2月に単月黒字化しておりPLの改善が図れたこと、車両販売営業は"売れないのは製品自体ではなく、営業活動に問題がある"という前提で課題解決に取り組んだことです。
後者について、私たちが売っているのは「車というモノ」ではなく、「新生活というコト」であると価値を再定義し、営業プロセスの改善を急速に進めました。その結果、有り難いことに『SAny.VAN』を選んでいただけるお客様が次々と現れてくださる状態で、第7期を迎えることができました。
ー 出張期(7〜9月) ー
今年は猛暑日が過去最多で、長い夏が印象的でしたね。個人的にはよく地方へ出張し汗をかいた夏でもありました。
フジロックではキャンピングカーを「動くホテル」として最大60台もの車両を提供しました。同時に8月のカーシェア予約売上は過去最高額に。顧客接点を持てるリアルイベントを大切にしつつ、テックカンパニーとしてオンラインの広がりを作るべく、複合的な価値提供を意識していた時期でした。
また、インバウンドサミットでは久しぶりに大勢の観衆の前でピッチ登壇。意識的に自身の起業家精神を再燃できる機会をつくる大切さを感じました。
ー 強化期(10〜12月) ー
直近の3ヶ月間では、HR主導で合理的な組織開発を進めたことや、バンタメフェスのようなCarstayの存在意義を圧縮したようなイベントを主催したことで、組織がより強化された期間だったと感じています。
その結果として、12月にはカーシェアサービス拡張、Mobi Lab.のYouTubeチャンネル始動、株式投資型クラファン実施という、重要な3つのプロジェクトが同時並行に進捗したにも関わらず、なんとかチームで回し切ることができました。
YouTube まだ見たことない…!という方は、私も身体を張ってますので、ぜひご覧いただき、チャンネル登録と高評価をお願いいたします(笑)
ー 人生そのものをフェスに ー
ここで記事のタイトル回収を。
人生そのものが実はフェスみたいなものなのでは?と思えたのは、ニューアコ(New Acoustic Camp)にて、ELLEGARDENの生演奏をはじめて聴いたとき。
高校時代の試合前に必ず聴いていた名曲「Salamander」の歌詞が、私の全身の毛穴に突き刺りました。
今年1番の衝撃で、しばらく鳥肌が収まりませんでした。
当時、年間350日は仕事をしていると、働くことそのものが人生だと錯覚してしまったり、幾多のハードシングスを経験したことで、好きで起業家という道を選んだことをつい忘れてしまっていた自分がいました。
もちろん、数多くの人たちに支えられて今がありますし、無数の恩をいただいているので、しっかり経営者としての筋は通したいと今も考えています。
一方で、背負いきれない十字架を一人で持とうとする過度な責任感は自傷行為に他ならず、起業したての初心やミッションを蔑ろにしてしまい、むしろパフォーマンスが落ちて逆効果になっている実感もありました。丁度そんなときに、
フェスは大変だけど、楽しいもんだろ?
やりたくてやってんだから、もっと今を楽しめよ。
後悔なくやり切ったら、あとは何とかなるよ。
とエルレに言われた気がしました(都合いい解釈w)
ただ、この出来事を通じて、心からそう思えるようになってからは、肩の荷が少し下りて、実際に予想以上に成果もついてくるようになったんですよね。
また、1日の睡眠時間が増え、心身ともに健やかな毎日を送ることができています。嬉しいことに"意外と元気そうですね"と言われることも増えました。
"人生そのものをフェスに" それくらいの感覚で、仕事もプライベートも励むことが、生きる上で大切なマインドセットなのかもしれません。
そんなことに気付かされた2024年でした。
ー 2025年に向けて ー
さて、2025年はCarstayの年になると確信しています。
今まで巻いた種が花開き、
点と点が繋がり、
伏線を回収する。
そんな1年間にします。こうご期待ください。
楽しみながら頑張ります。
以上、2024年の振り返りnoteでした。
取り急ぎ、今年はポジティブな内容の振り返りができてホッとしてます(笑)
例年、取り止めのない文章で恐縮ですが、
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。
改めて2024年、みなさま本当にお世話になりました。
そしてご縁をいただいた方々、ありがとうございました。
大切なことに気づかせてくれたエルレ、ありがとう。
みなさまどうか良いお年をお迎えくださいませ*
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2024.12.30