A Benefit for Stu
※7/5追記あります。
2002年、5月。
当時22歳の私が、はじめて札幌に招聘した海外アーティスト。
それが、ボストンのReach The Skyだった。
Reach The Skyといえば、Victory Recordsに所属し、飛ぶ鳥を落とす勢いの本場米国のハードコアバンド。
そんなバンドを、Mr.Tという素人オーガナイザーがとんでもない熱意で日本に招聘してしまったのだ。
そんなMr.Tに札幌公演をまかされ、Klub Counter Actionで来日公演を行った。
あの時は、当日まで半信半疑で、
「本当に来日するのだろうか??」
と不安で胸がちぎれそうな思いをした。
今でこそ、素人呼び屋でも外タレ(海外アーティスト)が頻繁に来るようになったが、当時は考えられない案件だった。
しかも、札幌に外タレのハードコアバンドが来るなんて、SLANGのKOさんが呼ぶ以外ほとんどなかったので、余計心配だった。
しかも、札幌は初日。
だから、新千歳空港で彼らの姿を見たときは、心底ホッとしたことを鮮明に覚えている。
Reach The Skyは、本当に来てくれた。
Showは、そりゃあもう一生忘れられない時間になった。
最高だった。
その後、私たちevylockが本格的に海外に目を向けるようになったのも、このRTSが北海道に来てくれたことが大きく影響している。
そんな、Reach The Sky, Baneのベーシスト、Drop Kick Murphy'sやMighty Mighty Bosstonesのスタッフでも活躍のBrendanことStuが、癌で闘病中であることを公表した。
病との戦いは本人だけでなく、家族の生活にも大きく影響する。
Stuのために、盟友が立ち上がった。
下のリンクは、彼が所属していたBANEのラストショウのDonation。
5万ドルを目標に、BANEのラストShowの映像が無料開放された。
あの時、私たちを信じて札幌まで来てくれたStuとReach The Sky。
わずかですが、私も彼と彼の家族のために寄付しました。
もしよければ、下記リンクのシェアやDonationをお願いします。
こちらもStuへのドネーションサイトです。
そして、今回Klub Counter Actionへのドネーション配信として、Reach The Skyが快く映像を提供してくれた。
私にとってのベストメモリーのひとつ。
18年越しに、映像で蘇るあの時の熱狂。
ぜひ、ぜひ、ぜひ。
こちらから、ドネーション配信チケットをご購入ください↑↑↑
今回もまた、Mr.Tこと坂本くんに尽力していただきました。
感謝!
闘病中のStuからも、
「私たちが経験したあのツアーは、私の素晴らしい思い出になっています。この映像が少しでも力になれれば。」
と、わざわざメッセージをもらった。
ペットボトルを頭に乗っけておどけるStuへ。
STAY STRONG。
必ず病を克服し、また会おう。