フィリピン・マニラに行ってみた
先月、フィリピンで仕事をしている友人に会いにマニラへ遊びに行きました。ネットでマニラと調べると、「治安が悪い」「渋滞がひどい」など、よくない評判を目にすると思いますが、実際に行ってみるとすごく楽しかった!料理も美味しかった!スペイン領やアメリカ領時代を経て独立し様々な文化を吸収してきたフィリピンで感じた魅力を感じたままに記載したいと思います。
マニラの人
僕が特に魅力に感じたのが、周りの目を気にしないマニラの人です。
確かに、マニラには治安が悪そうなところがあったり、汚い場所があったり、渋滞が多く、ずっとどこかしらからクラクションが聞こえていました。
人が多くうるさいところが苦手な僕は、そういった環境に耐えれるのかと、不安に思っていました。しかし、実際に来てみるとうるさいと感じることはなく、急速に経済発展しているマニラの活気を感じました。マニラの活気に後押しされるように、日本にいる頃より話す声が大きくなり、マニラにいる時はカラオケをした後のような爽快感•高揚感がありました。
マニラの人もこの環境を普通と感じているようで、特に不便を感じていないようでした。タクシーの運転手の人は「毎日、朝の通勤の時間と夕方の帰宅ラッシュの時間の渋滞がひどい」と笑いながら話していて、これが日常だと言わんばかりでした。
渋滞ばかりで疲弊してるのではと思いきや、仕事で疲れははてた顔の人はいず、今を生きている人が多いように感じました。このように我が道をいく人が多いのでクラクションが鳴りっぱなしで渋滞が多いのかもしれません。自分が生きたいように生きるマニラの人々を見ていると、この街の良さに気づくことができました。
マニラのオススメ
次に今回フィリピンを旅行して、皆さんにオススメしたいマニラの観光地、食べ物など、いくつか紹介したいと思います。
イントラムロス Intramuros
マニラで唯一世界遺産に登録されているサンアグスチン教会を含む城壁都市。16世紀スペイン領時代に建設され、城壁内はヨーロッパ風の街並みが続く。古き良きマニラの歴史を感じることができます。第二次世界大戦の日本軍が関係するサンチャゴ要塞もオススメです。
アドボ Adobo
旅行中に何度も食べたフィリピン料理。日本の角煮の酢が少し強めのような味です。酢のおかげで食欲が増え、絶対に白ごはんと食べたい一品。豚や鶏など様々な種類のアドボがあります。
シシグ Sisig
こちらも旅行中に何度も食べたフィリピン料理。細かく刻んだ豚肉をしょう油、 ビネガー、にんにく、唐辛子で炒めた鉄板料理。お好みでかけるカラマンシ(すだちに似た果物)をかけるとさっぱりして美味しいです。
アドボとシシグは毎日食べましたが、どのお店の料理も美味しかったです。どちらも日本人好みの味付けで、白米と食べるのがおすすめです。種類が豊富なので色んな店で食べ比べしても楽しいと思います。特に、Sunday Marketで食べたアドボとシシグが絶品でした!
タグリッシュ
こちらは友人から教えてもらったのですが、フィリピンの人は英語とタガログ語を混ぜたタグリッシュをよく話すとのこと。
例えばフィリピンの人はよく語尾に「po(ポ)」とつける。poはタガログ語で丁寧語にあたり、
Salamat(サラマ)ありがとう
もpoをつけると、
Salamat po(サラマッポ)ありがとうございます
と丁寧語になる。これを応用して、マニラでは次のような感じでタグリッシュが飛び交っていました。
Thank you po 「ありがとうございます」(タクシーから降りる時、店から出る時、料理が運ばれてきた時、めちゃくちゃ使いました)
Yes po(お客様に対して)「はい、その通りでございます」
Next po(レジに並んでいるお客様に対して)「次の人どうぞ」
タグリッシュを話したい人は語尾にpoをつけるといいみたいです。
海外旅行のいいところ
今回マニラに行って感じてことをまとめてました。
日本では当たり前と思っていることもフィリピンでは当たり前ではない。そんな中でも生き生きと生活している現地の人を見ていると、「人生思ったようにいかなくてもなんとかなるのでは」と思えてきます。
この文章を読んで少しでもフィリピンに行ってみたいと思っていただたら幸いです。今度はいつフィリピンに行こうかな。