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産まれてから次の日、医師から説明を受けた内容は色々ありすぎて頭がぼーっとした。

もう2年10ヶ月も前のことになるのですね〜。

お腹の赤ちゃん=チャッピー(お茶で幸せ)と呼んでいたのでここでもチャッピーと記させてもらおうと思います。(ハズバンドの職業が茶師なのでこのニックネームで呼んでました。)

元旦に予定日を控えていたこともあり、行きつけの産婦人科に受診日でもなかったのですが、何だかそわそわして産婦人科へ行ってみました。

そしたら急に(前々から羊水が多いとは言われていたのですが)チャッピーの胃が見えないから、町の総合病院へすぐにいって下さい。と言われて、病院へ行って総合病院でも同じ診察がされて、そのまま次は、県の大病院へと約1時間半かけて救急車で搬送されることになったのです。(トホホ。。)

羊水は多分、一般の妊婦さんの倍くらいはあったので、お腹はパンパンで張り裂けそうでした。

そのお腹も搬送された時は張ったり緩んだりの繰り返しをしていて、いつ生まれてもおかしくはない状態でした。

なのに。。。

病院からは年末年始は職員(看護師も医師も)が少ないから、できるだけ通常稼働に戻ってから産んでもらいたいと言われました。いやいや、そんなこと言われたって、チャッピー次第だし、どうするのよーって感じですね!

救急搬送されたのですが、すぐに帝王切開ではなく、自然分娩で産んだあと、チャッピーの対応(手術)が必要な状態ということでした。

チャッピーは一体どうしたというのか?

胃が見えないということは、胃がないわけではなく、チャッピーの食道と胃が繋がっていないということで、何も飲み込めないということでした。

お腹の中では、臍のうで母体から栄養がいくので問題なく元気に過ごせていたのです。

でも本来は、お腹の中でオシッコを飲んで、また、オシッコを出すということを繰り返して母乳を飲む練習をすでにお腹の中でしているのだそうです。

チャッピーはオシッコはするけれど飲んでない、だから羊水がどんどん溜まって、私のお腹はパツンパツンの状態になっていたのです。。

(なるほど〜、え!!!!一体どうなるの??生まれてこないほうが元気ならお腹にずっといた方がいいじゃん!!!)なんて思いながらも、出産という大仕事に気をとられ意外と心配はしていなかったことを覚えています。

よく、お腹の赤ちゃんは生まれるタイミングを自分で決めていると聞くけれど、本当にそうなんじゃないかと私も思うのです。

チャッピーは結局、1月9日の職員万全の日にたっぷり24時間かけて生まれてきたのですから。

産まれてきた瞬間に泣き声を聞いてからは、チャッピーの声を聞くことは当分できませんでした。

チャッピーは産まれてすぐに手術室へと行き、次にNICUで会えた時には酸素マスクや点滴、心電図など色んな管に繋がれて保育器の中に入っていました。

産後すぐに説明を受けたこと

・食道閉鎖c型(食道と胃が繋がっていないので手術でつなげるが、すぐに口から飲めるかは不明。その手術の時に胃ろうも一緒に作る。)

・鎖肛(肛門がなく、うんちやオナラができない状態。すでに出生後すぐに腸に穴を開けて人工肛門を作って、そこからウンチやオナラを出している。これは産まれてから分かったが、結構危険な状態だったとのこと。)

・脊椎形成異常(肋骨が不足していたり、背骨が余分にあったり、将来的に手術が必要となってくる)

いや〜正直、かなり参りました。

チャッピーの痛々しい姿とその長い期間かかる治療が必要な障害がいくつもあるという現実に。

後々、この他にも色々と検査結果は出てくるのですが、この3つだけでももう頭はフラフラで、この先、どうなるのかどういう生活になっていくのか不安がどんどんと押し寄せていました。


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wakame
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