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極私的梅毒展ハコ画像のFREE DOWNLOAD
大阪のコミュニティセンターdistaでの展示開催に合わせて、キョクシテキバイドクテンのハコ画像を自由にダウンロードできるようにしています。
▼スマホで開いた場合:右下のメニューから「ブラウザでひらく」を選択。画像長押し「リンク先のファイルをダウンロード」でスマホに保存できます。
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※MSM:“Men who have sex with men”の略。 性的指向に関わらず「男性とセックスをする男性」全体をさす言葉。 男性同性間の感染に関する調査、研究などで使われる。ゲイ・バイセクシュアル男性とイコールではない。
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たとえば、違和感を感じた陰茎を皮膚科で見てもらったが「冬場の乾燥だね」と言われた友達。蕁麻疹にも見えたり、初期症状は見た目での判断は難しいから「偽装の達人(The Great Imitator)」と言われているとか。古くは室町時代から存在するまさにグレイトな細菌なのかも。
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ポジティヴヘルス(「ヴ」と表記して区別している)という概念が「患者力ってなんだ!?」の根っこにある。ふたりの性格や思考が、その後の治療へのアクセスにも影響していると思った。
ポジティヴヘルスとは、疾患や障害があっても、周りの力などを支えにし、自分で自分を指揮しながら、気落ちすることなく人生を前向きに歩いて行けること、その力こそが健康!とするオランダ発の新しい健康の概念。
たたでさえ人はみな老いてゆく。そのマイナスをゼロにすることに必死になるのは不自然なこと。マイナスのままでも、しあわせになることはできる。
実際の「ポジティヴヘルス」は、「身体の状態」「心の状態」「生きがい」「暮らしの質」「社会とのつながり」「日常の機能」という6次元で構成される“ 幅広い健康” の概念であることが特徴。オランダでは、介護福祉の現場などでもこのレーダーチャートが活用され、「何がしたい?」を起点に対話が行われているという。
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サウナーの僕は、以前、岐阜県大垣市にあるサウナ施設(田辺温熱保養所)に行きました。 江戸時代、大垣藩医・江馬蘭斎が梅毒やリュウマチの治療に使っていたという、樽状のサウナを再現したものが名物。 そこは水風呂はなく、サウナ→畳の部屋で毛布にくるまって休む→ サウナという、ひたすら身体を温めるのがこの施設の流儀でした。これって効果あったんでしょうか?
性感染症のプロのコメント
「これはあながち根拠がなくもないね。 なぜなら原因菌であるトレポネーマは、熱に弱いと言われてるから。身体を温めることで体が楽になったというのはなくもないのかもね」
とのこと。他にも水銀治療が行われるなども。
ちなみに、この樽サウナは、東京池袋にある「かるまる」というサウナにも再現されている。元祖は大垣にある。
漫画『美濃西洋医学の先駆者 江馬蘭斎』
オンラインショップ水都大垣で購入できます。100円
この中に樽サウナの話もでてきます。
さらに詳しい「THE BOOK OF 極私的梅毒展」は下記のギャラリー、ブックストアなどのオンラインショップでも取り扱ってもらっています!
彼らふたりとそのパートナーへのふりかえりインタビューなども掲載。