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ジャズを愛するミュージカル 〜「スウィングボーイズ」物語1〜

確認したいことがあって、ニ幕の映像から見始めました。
オーバーチュアは、生演奏(半分は出演者)の『In the Mood』です。1人部屋で雄叫びを上げてしまいました。
この曲を聴いて、心躍らない人はいないのでは、と思うほど、曲のパワーがすごい。

因みに一幕は『Moon Light Serenade』です。これまた痺れます。

こうして幕が開くのは、私がミュージカル座で一番好きな作品、「スウィングボーイズ」です。


世界大戦中、日本で禁止されたジャズを愛する人達の物語。

この作品は思い返してみると、私にとって、
憧れが叶った一歩でもあり、
俳優、歌手の技術、心得を学んだ源でもあり、
更に、今なお叶えたい夢のかけらが詰まっているのだな、と感じています。

なぜか。
それはひとえに、ここで素晴らしい芸術家の方々と出逢ったから。
ここから人生が回り出したといっても過言ではないかと。

過去ニ度上演されていますが(2006、2007)
両公演共、稽古場のこと、舞台のこと、細かいことをとても鮮明に覚えています。
目と心に焼き付けておかねば、と、本能で感じていたのかもしれません。

魂を空へ返された方々への感謝と敬愛を込めまして、私の愛と思い出を、何回かにわけてお話しさせていただこうと思います。
読んで下さったら幸いです。

ひとまず、今日はこれにて。

次は、自ら、冒頭のナレーションをしてくださった原作者の方と、ジャズのお話から。

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