住まい探しは恋愛に似ている
最初は理想も高い。
建築雑誌やリビング雑誌に出てくるような素敵空間に憧れたり、いつかこんな家に住んでみたい、土地を買って建築家に建ててもらいたい、なんて妄想する日々。
しかし次第に、それは白馬の王子様を待ち続けるがごとく、あまりに現実からは程遠い、と思い知る。
ハードルをどこまで下げれば実際に出会えそうな、身の丈にあった条件になるのか、すこしずつ現実が見えてくる。背伸びしすぎれば、いずれ破綻する。アバタもエクボというではないか、完璧でなくても自分たちが「好き」って思える家に