長男の一人暮らし。母親の気持ち。
この春から、長男の一人暮らしが始まった。
念願だった大学に合格、やりたがっていた一人暮らしだ。
場所は、ここから遥か遠い。
ドアtoドアでも半日近くはかかり、飛行機が必須である。
合格発表後、部屋の契約、家具の取り揃え、合格後の手続き等、慌ただしい中で感情をじっくり見つめる時間もなく、あっという間に旅立つ日になった。
その前日、携帯でみんな揃った写真を撮った。
長男は私の肩の後ろから手をかけてきてくれた。
下の子たちも勢揃いの、恥ずかしそうな、寂しそうな、でも楽しそうな