「自分の大切と対話する」をしてみたら〇〇を見た話
自分の大切と対話する
松浦弥太郎さんの『エッセイストのように生きる』を読んで、大切なことにフォーカスして過ごしてみた。すると、大切なこがどんどん見えてきた。私の大切は、まずは家族。
昨日今日と、主人の実家である山形へ、主人のじいちゃん(私にとっては義祖父)に会いに行った。じいちゃんが朝の散歩中に転倒して骨折してしまい、リハビリを経て退院したものの、あまり元気がない様子という情報が入ったからだ。
これは、ぜひ行った方がいいということで、会いに行った。
普段は笑顔でニコニコ話すことが少ないじいちゃんなんだそうだが、孫のパワーは凄かったようで、とっても素敵な笑顔で接してくれた。こちらまでうれしい気持ちになった。会いに行けて本当によかったなぁ。
みんなで話していて、ふとIKEAの話になった時、義母と義母の妹さんは「山形にはIKEAないもんね〜」と声を揃えて言っていた。
そんな中、じいちゃんは「IKEAは、スウェーデンのに行ったな。」と言った。何やら働いていた頃は家具屋さんの営業マンだったそうで、日本中だけでなく海外にも飛びまわるお仕事をされていたそうだ。なんと、聡明な。
昔は一点ものの家具を取り扱っていた家具屋さんだったから、IKEAのようなインテリアが今後求められていくだろうことを予見し、その家具屋さんを俺が看取るのだと言っていたそう。なんと、聡明な。
主人のじいちゃんの優しい笑顔に会えて良かったなぁ。そんなことを思いながら、もうすでに天国にいる私のおじいちゃん、おばあちゃんのことに想いを馳せていた。
じいちゃんに会った後、美味しいジェラートを食べられるカフェに連れて行ってもらう途中に、雲の隙間から光が差し込む綺麗な景色をみた。
綺麗ですね〜と、車窓からパシャパシャ写真をとっているの義母は「あ〜!天使の梯子!!」と言った。「え!そういう名前なんだ!ステキっ!!」
もしかして、おじいちゃんと、おばあちゃんが近くに来てくれていたのかも知れない、なんてね。でも多分、そうだと思う。