軽油が枯渇するかも

今、もの凄く気が重いことがあります。

石油の問題です。

欧米が、ロシアの石油価格に上限を設定しようとしている事はご存じですよね。
これにプーチン氏は反発しました。
そりゃそうですよね。
自分達が売る石油の値段をお前らが勝手に規制するなと!
(そもそもロシア産の石油はサウジ産より安い)

そのため彼は
「この仕組みに参加する国には石油を売らない」
と言い出しました。
「いやいや今、欧米はロシアから石油を買っていないじゃん」
と思いましたが、これには現在ロシア公認で行われています欧米への第三国経由の貿易も含まれるという情報が入りました。
直接・間接を問わず売らないということです。

実は、日本も第三国経由でロシアの原油や石油製品を仕入れています。
ロシアともアメリカとも日本とも中国とも親しいアジアの有能な某国を使って、アメリカ&ロシア公認の迂回貿易です。

でも日本が、欧米に歩調を合わせて上限設定の仕組みに参加したら、その迂回ルートすらも止められることになります。
これが12月5日です。
この日に仕組みが発動したら、日本にロシア産の裏ルートの石油は入らなくなります。

おりしもこの直前にアメリカは、国内の軽油を使い切るようです。

世界的な石油、特に軽油の争奪戦になります。
日本で軽油は、一般家庭でも使われますが、むしろ産業用で大量に使われる油です。
日米欧の国々はボロボロになります。

つまりこれまで以上の、完全な自傷行為を西側は行なうということです。

12月5日にバカな上限キャップ制を欧米がやらなければ
あるいはやったとしても、日本が参加しなければ
そして万一日本が参加したとしても、ロシアがルートを止めなければ
これは回避されます。
しかしその可能性は薄いでしょうね。

今、日本人はヨーロッパの人々が凍える冬を迎えることを「自業自得だ」と笑っていますが、日本の今年の冬だって(身も懐も)寒いものになりそうです。

メーカーは
エアコンや石油ファンヒーターではなくて薪ストーブ
電気自動車じゃなくて、木炭自動車を開発した方が良いかも知れませんね。

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