#31 Webライター修行 10日目

21日間でWebライターになる 10日目

10日目

あなたに書けることから書こう

前章で述べたように、Webライターとして初仕事を取る際に、「この記事は私が書きました」と言い提示できる物があると、仕事獲得は有利に進みます。

なぜなのか、簡単な例え話をしてみます。

誰かに自身の似顔絵を描いてほしい…という状況をイメージして下さい。
あなたの元に「似顔絵を描けます」と2名からメッセージが届いており、両者は次のようにアピールしています。

・Aさん「似顔絵の練習はしているので、私に任せてください」
・Bさん「過去に描いた似顔絵を共有します。私に任せてください」

Aさんは、似顔絵の練習をしているようですが、メッセージの文面からは力量が分かりません。
一方、Bさんは過去に描いた似顔絵を共有してくれました。見たところ、あなたの好みにマッチする画風であり、力量に問題はないように思えます。

となると…AさんBさん、どちらに似顔絵の制作をお願いいたしますか?

「力量は十分そうだ」という前提はありますが、Aさんの提案に比べて、Bさんの提案に安心感を覚えたかと思います。
お金を払って依頼をする際、依頼主は「仕事ぶりが見える人に頼みたい」と思うものなのです。

これはWebライターにも共通し、「この記事は私が書きました」と言って依頼主に仕事ぶりを伝えた方が仕事の獲得に繋がりやすいのです。

「仕事の実績はこちらです」と言える状態が理想ではありますが、まだ仕事の実績はゼロですから、ブログを活用して「私の文章力はこのくらいです」と証明できる記事を用意しましょう。

とは言っても、突然「ブログ記事を書こう」と指示されると戸惑いますよね。
ですから、まずはブログ記事を書くことに慣れる為、下記のいずれかを題材にして”あなたに書けること”から描いてみてほしいのです。

・本業に関すること
・学業に関すること
・趣味に関すること

例えば、私は元美容師ですから「美容師になるには?」と言ったテーマで記事を書くことが浮かびました。
学業を題材にするなら「美容学校であどんな授業を受けているの?」と言った記事が面白いかもしれません。
趣味がある方なら、趣味を題材にしたブログ記事をたくさん書けそうですね。

面白い文章を書く練習ではないですから、とにかく読みやすさ、分かりやすさを意識して書いてみて下さい。

また、文章をスラスラと書けないことに落ち込む方もいますが、最初は誰しも同じです。
書くことに慣れるまで「すらすらと書けないことは当然」ですから、気にする必要はありません。

とにかくnoteを立ち上げて、書けることから書いてみましょう!!

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