東京リベンジャーズ/原作とキャラ改編。悲惨な映画へ。
▷『東京リベンジャーズ』 Amazon Prime
▷65点/実写版の悪い所をまとめてみましたか!!!舐めんなよ!
▷あらすじ
『冴えないフリーター花垣武道は、ニュースを見て自分の唯一の恋人橘ヒナタが殺されてしまう。そこから武道は負け続けの人生で、自分の生きる道を失くしていた瞬間、電車のホームに突き落とされ、自分の人生が終えたと感じたら、10年前の高校生にタイムリープした。ここから、武道のリベンジが始まる。』
▷徹底感想
高校二年生の時に、この漫画と出会って今でも大好きな作品
『東京卍リベンジャーズ』。
それが実写映画化されており、正直不安な気持ちでいっぱいでした。理由として、漫画のキャラを模倣出来るのかやアニメの大成功に泥を塗らないのかなどなど不安要素でしかなかったのですが、いざ鑑賞して観ると、
自分の考えが全て当てはまる最悪の映画になってしまいました。
まず、キャラ改編が滅茶苦茶酷かったです。
特にマイキー。原作のマイキーは凄くクールで、どんな敵でも一発で倒すことが出来、悪いことはひどく嫌う、不良の中の英雄です。
しかし、劇中のマイキーは全然違います。まず、所々ギャグ要素を持ってきます。本当に要らないですね。こんな要素を持つことで、マイキーのキャラがブレてしまいます。
そして、喧嘩が強いのか?と思うくらい長内君と結構長い時間闘っていました。長内君はメビウスのリーダーであり、すぐに退場するキャラでもありました。しかし、劇中では二回も登場しており、最後の戦いで、マイキーとずっと戦えるほどのポテンシャルを持っている存在にまで成長していました。
いらないよその要素。これをすることで、マイキーの強さが弱く見えてしまいます。半間が出ればいいのですが、何故か半間は出てこないという、、意味が分からない展開を作っており本当に不満でした。
では、ドラケンはどうだったかというと、、これは素晴らしかったです。文句の付け所もないですし、カッコ良かったです。
次の原作改編がとても酷いのもこの映画に当てはまります。
まず、ヒナと武道の出会いです。原作では、小学生の時にヒナが武道に助けられ、ずっと一途に好きだったという設定でした。
しかし、劇中ではヒナがコンビニで働いている時に、武道に助けて貰って一目惚れする?ということでした。
これは、原作にはありませんでしたよね?多分。まず、ヒナがコンビニで働いてい事にも驚いたし、武道の出会いが凄く不思議に映し出されて、そんな薄い恋愛に捉えられてしまっていると感じてしまいました。恋愛のことは出さなくても良かったと感じます。
また、ナオトとの出会いも嫌いですね。原作では、武道がナオトを助けるんですが、劇中ではナオトを助けれずに、武道がボコボコにされて、何故か武道はナオトがヒナの弟だと知っているという齟齬が出てしまい非常に奇妙な回が出来てしまい、ナオトの初コンタクトを間違っていて、これでナオトは刑事にはならないだろうという言葉の交わし方でした。
次に、ラストバトルです。原作では、夏祭りの場所で、メビウスと東卍がどでかい一戦を繰り広げられる一番の目玉のシーンなのですが。劇中では、意味わからん倉庫みたいな場所で、戦うという、、
俺は何を見せられているのかという疑問を超え、怒りが増しました。こんなスケールの小さなことしやがって!!全然盛り上がらんし、これでは目玉のシーンではなくなってしまいました。一番期待したシーンがこんなことに、、、
最後に、キヨマサ君と武道の一戦です。このシーンも不満しかないです。原作では、ドラケン・武道・エマ・ヒナがキヨマサ御一行と闘うのですが、劇中ではキヨマサ君だけで武道とドラケンしかいません。
まぁまぁ良いですよここは。しかし、一番の問題は、武道のナイフ手の甲が無くなってるんですよね。手の甲にナイフを刺されるのは、キヨマサ君のヤバさが伝わるし、今後も残る痕跡としても残るのに、これが無くなるというね、、意味わかんねぇです、、、
他にもツッコミたい箇所はいくつもあります。
隊長達が全然いなくて、東卍がパッとしないことやキサキが全然活躍しないことやパーちんが捕まらずに終わったり、ぱーちんと言えば相棒のぺーがいないことも意味が分かんないですし、エマというドラケン君の彼女もいないんですよね。まだまだ改善すべき箇所ばかりで、続編が決まっているらしいですが、正直怖いです。原作が壊されるのではないかと。
▷まとめ
以上が酷評した『東京リベンジャーズ』でした。映画は酷かったですが、原作とアニメは今のところ凄く面白いので、映画よりもこちらを読んで欲しいです。
ではでは、次の作品で会いましょう。。。
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