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デンマーク3rd dv.のチームで18試合したら○○点取れた。

<もくじ>

1.はじめに(今回は短めです)

2.デンマークリーグについて

3.僕が所属していたチームとリーグについて(Ikast HC)

4.さいごに(プレーを継続するのがうまい)


1.はじめに(今回は短めです)

こんにちはお久しぶりです。
大学院の授業がオンラインでちょくちょく始まりました。
レポートの提出が多くて少しだけ大変ですが、大学生時代より実践現場を経験してから学ぶ内容なので学びが深まっているような気がしています。

今回は3分で読めるくらいの分量に抑えるつもりです。
気楽に読んでいただけたらと思っております。

それによって、説明不足だと感じられることもあるかも知れませんが
ツイッターや、noteのコメント欄で質問してもらえると嬉しいです。


2.デンマークリーグについて

デンマークのリーグは一番上のリーグのことを
"Liga(リーガ)"と呼んで、次から”First Division”、"Second Division"と続いていきます。何部リーグまで存在しているかわかりません。

男子のトップリーガと1st dv.は"プロフェッショナル"となっています。
デンマークリーグはヨーロッパの中でもブンデスリーガやフランスリーグに並ぶ、レベルの高いリーグだと言われており、デンマーク人以外の選手も多くいます。

トップリーガじゃないと言っても侮ることなかれ、1st dv.もかなりレベルが高いです。
2nd dv.のチームでも僕が練習に行っていたチームとトレーニングマッチで渡り合うほどのチームでした。

3rd dv.だと上位と下位チームでは力の差がはっきりあると感じましたが、どのチームも「元トップリーガ」や「優秀なU-19」が1人や2人はいて、その2.3人に掻き回されます。ハンドボールの戦術的なレベルが相当高いです。

ちなみに、これはシニア(大人)のリーグです。
U-19以下のユース世代は2年刻みで、同じようにチームの力のあったリーグに所属しています。

デンマークでは全国大会はU-17になるまでありません。
それまでは、地元のリーグで試合数をこなします。

U-12の大会では、日本で言うところの4月、5月生まれの子(幼い頃の半年の成長差は大きい)が多いフィジカル的に優位に立つことのできるチームが勝ってしまい、シニアハンドボールに活かせないゲームを展開してしまうからだそうです。


3.僕が所属していたチームとリーグについて(Ikast HC)

リーグ前半は茨城国体に出場していたのと、後半はコロナウィルスのため4試合ほど試合ができませんでしたが、リーグ戦の試合結果は以下の通りです。

・19戦4勝2分13敗
・リーグ戦17試合に出場
 カップ戦の2試合に出場
・左ウィング:131得点
 (うち17点がカップ戦)

リーグ戦は12チームでホームアンドアウェイ方式

この方法は絶対に採用するべきだと思いましたね。
フェアな感じがします。

知らない土地に行って試合をするのもワクワクしますし、自分の地域のアリーナで試合をするときは、友達や家族が試合を見に来てくれます。それって、すごく力になるんです。

僕は左サイドでほぼフル出場させてもらってました。
速攻やサイドシュートで1試合当たり8点を取ることを目標にがんばって、取れた日には気分良く自室でコーラを飲めましたね。笑

1周目にぼろ負けしたチームでも、2周目にはなんとか1点差の接戦をすることができましたが、経験のあるチームのゲーム運びはやはり上手。
近くて遠い力の差を感じずにはいられませんでした。

どのチームもGKが上手な印象で、先ほど書いたようにチームに1人や2人は力のある選手がいたので、簡単に勝てた試合はありません。

僕のチームは若い選手がとても多く、U-19から助っ人を4人ほど。
自チームで一緒に頑張っていた選手が、U-19の試合で活躍しているところを見るとめちゃくちゃ嬉しかったですね。

4.さいごに(プレーを継続するのがうまい)

僕が3rd dv.でほぼ1シーズン戦い通して分かったことをまとめたいと思います。

・プレーを継続する力がある
・シュートを決めきるシュート力がある
・GKのレベルが高い
・ハンドボールは生涯スポーツかもしれない

一つひとつ丁寧にまとめたいところですが、手短に。
聞きたいことがあれば気軽に質問してください。

僕の勝手なイメージですが、デンマークの人たちは
点を取ること自体より、点を取るプロセスを楽しむ感覚を持っているように感じました。もちろんみんな点を取りたがっていることは間違いないですが。笑

目の前の相手やDF全体と"play"する感覚を楽しむこと。それもチームメイトと一緒に。

ユース時代からその楽しさを教えることのできると、その選手がシニアでプレーするようになってからも通用する選手になれるのかなと思います。

今日はこの辺で終わりにします。
コメントしていただいたり、引用リツイートしていただけると、意見交換できて嬉しいです。

ここまで読んでいただいてありがとうございました!
それではまた。

森永浩壽

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Koju Morinaga/ハンドボールコーチ→ハンドボール選手
2022年の今、フルタイムで働きながら日本リーグ参入を目指すハンドボールチーム"富山ドリームス"の選手として活動しています。ここでのサポートは自身の競技力の向上(主に食費です...)と、富山県内の地域との交流に使わせていただきます。