【経済観から知った両親の生き方と愛と赦し】
勝浦での生活をしてみて1番気づいた事があります。
やっぱり地元民の方々はノリが良いんだよね。
そして明るくて正直で根は良いんだけどちょっと下品な所もあるってことに嫌というほど直面してしまったのです。
1番嫌だったのは異性から言われる下品な下ネタと突撃ピンポン。
これはもう舐められてると思って正直に腹が立ちました。
お嬢育ちで何にも出来なくなってしまった、そんな自分とそんな状況を作った両親に腹を立てて敢えて真反対そうな人たちがいる所に行ってみようとした結果、
待ち受けてたのは私をただの役立たずな若い女の子として面倒見てやろうとする人たちでした。
面倒見てやろうとしてくれてるだけ優しいし、ありがたい事なんだけど、(最初は良い修行だと思っていたけど)
なんかその人たちと一緒にいると私の中の大切なものが汚される気がする。
ノリで片付けられちゃうから一緒に深い内省も出来ないし、アートで繋がる事も出来ない。
私のアートは興味無いそうで…
そんな人たちと共に時間を過ごすことが無駄に思えてきて、
私はどんどん導かれるまま隣のいすみ市に活動拠点を移していました。
いすみ市のゴスペルに誘われたこともあったり、元から探検することも多くてなんだかゆかりが持てたのです。
それにそこには私のアートを分かってくれる人、一緒に内省をしてくれる人、アーティストやセラピストさんが多い場所です。
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そんな過程で久々に実家に帰る機会がありました。
その時に気づいてしまったんです。
仕事もヘラヘラと調子良くテキトーにやってそれなりの生活水準を保ってる彼らと
公務員として司法と国の下で必死に働いて立派なお家を構えた父親。
私はどっち寄りの生き方をしたいのか、
少なくともテキトーにやる生き方ではなかった。
真剣に命燃やして生きてきた過去の私の生き方まで否定する事はない。
命まで削ることは無いと思うけど、やっぱりテキトーにやるのは性に合わない。
それに下品になるのはもっと嫌だ。
せっかく上品に育てていただいたのだからそのブランドまでかなぐり捨てる必要はないと心から思った。
勝浦に染まらなくていい。
そう思っていると自然と自分の嫌で仕方なかった「お嬢様」の部分が大事なアイデンティティの1つに変わった。
それとそんなに必死に、国のために尽くして貯めたお金で
立派なお家を構えて一流の教育を受けさせてもらえた事にやっと心からの感謝が湧いてきた。
自分が働いてみて自活してみて知った、お金の貯まらなさというかまだ親を頼らざるを得ない状況。
私がやってるのは内省以外、まだまだおままごとに過ぎない。
だから、お父さんすごいなって。
そしてこんな素敵な住居を構えてそこで護ってくれたのは愛でしかないんだなと思いました。
そして最近どうしたら自分のマンションの一室をハワイに近づけれるかと思ってハワイのインテリアの画像を見漁ってだんだけど
気づいてしまった…
あれ、実家が1番ハワイに近くない?😂
天井にシーリングファンがついてたらこのままハワイに持ってても浮かなそうなロイヤルなお家。
いただきもののハワイ産のサーフボードが立てかけられた西洋風の玄関ドアを目の前に
とっても贅沢な気分になれたのでした。
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