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こころさん!ありがとう 京都編

大学時代を京都で過ごした、こころさん。カメラと写真のWebメディア『MARSH』にご登場いただきました。

京都には深い縁があるんです。
私のオフクロは生前クラブ等を経営していましたが最初に『千景』という小料理店を持つ前に京都の花板のもとで料理修業をしたんです。だから私は東京生まれなのに幼い頃から関西の味で育ったんです。
そしてそのほか、きわめて個人的・家庭的なことで重くなってしまうのでここには書きませんが京都には本当に深い縁があって、好きな街とか好きな場所とかいうことを超えて切っても切り離せないものがあるんです。

関西全般にも、何かと縁があります。最初に社会人として働いたのが住友銀行。その後も産経新聞社など人生で何度も関西の企業や人と縁があり、しかも相性がとてもいい。私は関西には住んだことがないのに関西の人やノリが大好きで波長が「合う」んですよ。

ずっと関西でモデルを引き受けてくださる方がいればいいなあと思っていたのですが、ただでさえ最近はSNS等でいろんなトラブルもあるじゃないですか。探すにしても限度があるし、やたらお声がけしても不審人物や面倒なオッサンに思われるだけだし、相手に不愉快な思いをさせてしまいます。SNSの人間関係っていうのも、やっぱりリアルな人間関係がきちんと成立しないと難しい。

撮る側も「人」なら、撮られる側も「人」なんです。

そんな中で、こころさんは撮り手である私と人としてちゃんと向き合ってくださって、信頼してくださった。感謝しかないです。いいモデルがいていいロケーションがあればいい写真は撮れるのかもしれません。でも私が写真で目指している「その人がそこにいるということを撮りたい」って、そういうことじゃないんですよ。写真よりも、人なんです。

こころさんのゴルフをやっているときの笑顔から、本当に正直に毎日生きてる人なんじゃないかなってインスピレーションを感じたんです。泣いたり怒ったりするより笑うことって難しいと思うし、顔だけじゃなくて手とか脚とかにも表情が、人間性がすごく出るんですよね。

こころさんは表情にメロディがあって、撮っていてそのメロディがめちゃめちゃ心地いいんです。

すごく、すごく、ありがたい。

私のレンズの前に立っていただけることに心から感謝しています。

model:こころ
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