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「全日本プロレス50周年記念で渕正信さんの本を」というTAJIRIさんの提案。渕さんから出された出版の条件~3月30日発売「王道ブルース」覚書その2

 3月21日、全日本プロレス・大田区総合体育館に行ってきました。


 この日、試合前の会場ロビーにて渕正信さんの「王道ブルース」(徳間書店)著者サイン会がおこなわれ、お手伝いをしてきたのです。用意した100冊は1時間足らずで完売してしまいました。
 「強気に150冊いっとくべきだったかな~」という声も(笑)。実際に「合間の休憩時間で買おうか」と思っていて、買いそびれてしまった人もいたようです。

 そういえば「王道ブルース」の制作は、大田区総合体育館から始まったことを思い出しました。
 「王道ブルース」の発案者は「文豪レスラー」TAJIRIさんです。
 TAJIRIさんから「全日本プロレスの50周年に合わせて、団体の歴史を知っている渕さんの本はどうですか?」と提案されて、昨年6月21日の全日本プロレス大田区総合体育館大会の開場前に、TAJIRIさんが渕さんと徳間書店の加々見さん、私を引き合わせてくださいました。

 その際、渕さんから1つの条件を出されました。「それでもいいなら本を出しましょう」という。
 ちょっと驚きましたが、渕さんの思いも理解できるので「はい、分かりました」とお答えして「王道ブルース」の制作はスタートしたのです。

 渕さんに言われた「本を出す条件」、それは「王道ブルース」の中に書いてあります。
 ぜひ「王道ブルース」を買って、確かめてください。

全日本プロレス一筋のレジェンドが
初めて語った馬場さん、鶴田さん、そして俺の
一番長く熱かった時代の記憶――。
団体創設50周年記念出版!

■「鶴田友美」といきなり30分スパーリング
■「モハメド・アリ対ジャンボ鶴田」
■「クーデター未遂事件」の真実
■ザ・シークとブッチャーに助けられる
■ラッシャー木村さん「マイク」でモテ期到来
■俺が泣いたのはあの時だけ…馬場さんの絶句
■四天王プロレスはなぜ激しくなったのか
■三沢に詰め寄った「鶴田さん追悼」の違和感
■川田、渕、2人だけの全日本プロレス
■敵地・新日本プロレスに乗り込む…他


<目次>
プロローグ 口外無用の「5分勝負」

第1章 試練の再入門
「鶴田友美」といきなり30分スパーリング
マシオ駒さんから「入門OK」の返事
「俺が帰るまではいてくれ」鶴田さんから激励
ジャイアント馬場さんに「再入門」を直訴
再入門の日に襲い掛かった2つの不運
死を覚悟した「受け身地獄」…他

第2章 道場の青春、そしてクーデター未遂
「ジャンボ鶴田はトレーニングしない」の嘘
ダニー・ホッジに学ぶ「壁への指立て伏せ」
なぜ馬場さんは猪木さんの挑発に乗らなかったか
…他

第3章 「馬場のボーイ」アメリカ武者修行へ
ジャンボ鶴田流効率的トレーニング
テリー・ファンク、トージョー・ヤマモトと
寝不足でも容赦ないカール・ゴッチの指導
幻のゴッチ&ロビンソンのタッグ…他

第4章 飛翔する鶴、昇りゆく龍
「手を抜いている」鶴田さんが抱えていた苦悩
「第3の男」が「昇り龍」になった日
ジャパンプロレス軍団の弱点を見た!
ロード・ウォリアーズに私がキレた理由
「ジャンボ鶴田最強説」はなぜ語られるか…他

第5章 激動のヘビー級戦線
大横綱・輪島さんのプロレスデビュー
「天龍革命」は正直、キツかった。
鶴龍対決、そしてブロディの死
三冠ヘビー級戦線の立役者は誰か

第6章 四天王プロレス激化の裏で
ホープ、三沢光晴の入門
「2代目タイガーマスク」の苦悩
鶴田さんが「四天王」を叩き潰す意義
川田は「倍返し」を食らって輝いた
小橋、田上に与えられた偶然のチャンス
ハンセンが四天王の成長に体を張った理由…他

第7章 二巨星、墜つ
ジャンピングニーの継承
「渕君、モテなくても健康が一番だよ」
馬場さんを最後に見た日
鶴田さんの引退と渡米…他

エピローグ 嗚呼、我が幸福のプロレス人生よ!


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