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K-1世界王者・武居由樹がボクシング転向! 大橋ジムで世界を目指す。 「問題児」芦澤竜誠は復帰戦でKO勝利。木村“フィリップ”ミノルは「メイウェザー戦」に名乗り。(K-1 WORLD GP 2020 JAPAN 12・13両国国技館)


日曜日はK-1両国大会へ。

選手たちのモチベーションが揃って高く、
尋常ではない「熱」のある大会でした。

個人的なベストバウトは2つ。

島野浩太朗vs芦澤竜誠。

木村“フィリップ”ミノルvs
アビラル・ヒマラヤン・チーター。

お互いに「攻めて倒す」姿勢で勝負するとこれほど白熱した戦いになるんだなと。

この他にも見応えのある試合、KOが続出してとても観客満足度の高い大会でした。

芦澤竜誠選手というギラギラした個性あふれる選手がK-1復帰戦をKO勝利で飾ったかと思えば、10連続KO勝利を収めた木村“フィリップ”ミノル選手は「メイウェザーの対戦相手」に名乗りをあげました。彼らの動向から目が離せません。

リング上では、K-1世界王者、武居由樹のボクシング転向が発表されました。

ボクシングに行くことは予想してましたが「大橋ジム移籍、八重樫東トレーナーが担当」はまったくの予想外で驚きました。

武居選手の華麗なステップワークからの
軽量級離れしたパワフルな連打が
K-1で見られなくなってしまうのは淋しいです。

ですが、会見では
「蹴るのが難しい怪我をしてしまって。怪我の箇所は言えないですけど、それで相談して決めました。K-1で武尊選手の引退試合の相手に選ばれることや2階級制覇とまだまだやりたいこともあったのですが……」という。

武居選手は、高校時代はボクシング部の主将でしたが、これといった成績は残せず。子供の頃から慣れ親しんだ蹴りありに戻り、Krushでプロデビューするとまたたく間にKrush王座を奪取し、続いてK-1世界王者に上り詰めました。

誰もが認める「天賦の才」を発揮しながらも、心のどこかに「ボクシングで成績が残せなかった悔い」も残っていたそうです。

魔裟斗さんが評した「鉄球のパンチ」で、
ぜひボクシングでも世界を獲って、
ゆくゆくはラスベガスの大舞台に立つ
武居選手を見たいと思っています。


次回のK-1は、
来年1月24日「K’FESTA(ケーズフェスタ).4」。
K-1発祥の地、国立代々木競技場第一体育館で、K-1の年間最大級のイベントをおこないます。

第2弾の対戦カード発表会見は12月16日(水)。
注目の武尊vsレオナ・ペタスに続いて、
どんなカードが並ぶのか、注目です。








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