発見と忘却の夜と朝
いつものことだけど今朝も大発見をした。
それも頭に“世紀の”とつけてもいいくらいの。
宇宙の真理とか人類の未来に大きく貢献するほどの
それはそれは素晴らしい発見だったはず。
なんだけどさぁ、全然覚えていないの。
これは素晴らしい、忘れちゃいけない、人類の損失だ。
なんていきおいでメモまでしたのに。
二度寝したら、全然覚えていないの。
メモがあるだろうって。メモにはね、
もしかして象形文字って謎の記号があっただけ。
すでに文字ですらなかった。
なんかかけがえのない大発見だったという記憶だけはあるんだけど。
とまれ、だれでも夢うつつのときと覚醒した時点での記憶や意識のヅレは
同様のことでしょうけど、なんだろうね。この埋めようのない喪失感。
オレみたいな凡人はさておき、数多ある忘れられた夢の中には
人類の発展に大きく関係するような発見もあったんだろうな。
もったいないね。
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