散漫な記憶を拾い集めて 寄り道

前回の文末あたりで、ちょこっと触れた伊藤道郎という人物。一般にはあまり知られてはいませんが、この人がまた欧米の女性たちを虜にした粋な江戸っ子。舞踏家にして振付師、彼の作品を指して「最初のモダンダンス」と評価する向きもあるようです。写真を見ると故坂本龍一氏やレオナール・フジタ画伯にどこか似ているようにも見えますね。（粗品だろという声あり。あぁそれもなくはないか）

ということで、今回は散漫な記憶を拾い集めての番外編ということで、伊藤さんでも取り上げてみるか。とお気楽な出来心で調べてみたのですが、すごいのね伊藤さんてぇ人は。

アメリカでは、真珠湾攻撃に始まる戦争の影響もあってか一時ダンスの歴史から消えた（消された）感もあったのですが、近年また再評価されているようです。こんな題材は適当に取り上げてはいけませんな。ということで、できる限り調べてまいりますので、よろしくお待ち下さいな。